(左から)天野千尋監督、有村架純さん、カスタム君、石川陽一氏

有村架純「怪しい事はしてないのにドキドキする(笑)」本物の羽田空港税関エリアで史上初の映画イベント開催も満面の笑み

By - emogram編集部
エンタメ

俳優の有村架純さん(33)が25日、羽田空港第3ターミナルの税関エリアにて行われた、主演映画『マジカル・シークレット・ツアー』(6月19日公開)と税関による史上初のコラボ発表会に登壇しました。イベントには有村さんのほか、本作のメガホンをとった天野千尋監督、石川陽一氏(東京税関 羽田税関支署長)、税関イメージキャラクターのカスタム君が出席。実際に起こった金密輸事件に着想を得た本作と、金の密輸対策を強化している税関がタッグを組み、全国の主要空港などに掲出されるキャンペーンポスターの除幕式を行いました。

「まさかこのような場所で…」密輸阻止の最前線でのイベントに喜色満面

(左から)天野千尋監督、有村架純さん、カスタム君、石川陽一氏

普段から羽田空港を利用しているという有村さんは、緊迫感漂う本物の税関エリアでのイベント開催に「まさかこのような場所で自分が出演した映画のイベントをさせていただける日が来るとは…。驚きと、ご協力してくださった関係者の方々への感謝でいっぱいです。税関エリアでPRイベントをしたことが広まれば嬉しいです」と、史上初となった異色のタイアップに満面の笑みを浮かべました。

有村架純さん

ハラハラドキドキのエンタメ

本作は、2017年に中部国際空港で実際に起きた主婦グループによる金密輸事件をベースにした、ハラハラドキドキのエンターテインメント作品。有村さんは、再起をかけて犯罪に手を染めてしまう主人公・和歌子を演じています。

作品の仕上がりについて有村さんは、「金の密輸という言葉のイメージよりも、すごく観やすい作品になっていると思います。3人の女性が一生懸命になればなるほど滑稽だったり、何故か笑えたりして。ハラハラできるエンターテインメント作品が仕上がった」と、確かな手応えと自信をのぞかせました。

スケジュール返上で直談判!? 税関シーンへの並々ならぬこだわり

有村架純さん(左)と天野千尋監督

劇中で実物とほぼ同じ重さの金塊(レプリカ)を扱った撮影について、有村さんは「レプリカなので実際よりは軽いですが、それでも重かったです」と苦笑い。さらに、税関エリアを忠実に再現したセットでの緊迫した撮影を振り返り、作品の要となる税関シーンへの強いこだわりを明かしました。

有村架純さん: 「税関のシーンは何度かあるので、『ここのシーンはこれくらいの緊張感で』とか『慣れた感じで』とか、天野監督と微調整を重ねながら撮影しました。スケジュールの兼ね合いで税関シーンが少なくなりそうになった時もありましたが、それをカットしてしまうと物語において物足りない部分が絶対に出てくると思ったので、そこは天野監督と相談させていただいて、きちんと撮りきる事ができました」

この徹底したこだわりには、先んじて映画を鑑賞した羽田税関支署長の石川氏も「税関検査シーンは税関支署長の私から見てもリアルかつ非常に臨場感溢れるシーンになっております」と太鼓判を押していました。

「やましい事がなくてもドキドキする」有村さんが語る意識の大切さ

イベント直前に税関の活動についてレジェンドから事前レクチャーを受けた有村さんは、自身が空港を利用する際の心理にも触れながら、犯罪抑止への想いを語りました。

有村架純さん: 「空港の税関を利用する際には、身に着けているアクセサリー類なども外して大型の金属探知機に入るわけですが、怪しい事もやましい事も何もないのにどこかドキドキしてしまう。でもその緊張感は必要だと思います。みんながそのような意識をして税関を通るという、そのちょっとした意識が犯罪を増やさないために必要だと思います」

また、この日初お披露目されたタイアップポスターには、有村さん、黒木華さん、南沙良さんの3人が笑顔で金塊を齧るメインビジュアルの横に、「人生を壊す、金の密輸」という強烈なキャッチコピーが。

有村架純さん(左)と天野千尋監督

全国9税関の管内空港などに順次設置されるこのポスターを見た有村さんは、「初めて、というのがありがたい!」と改めて史上初のコラボを喜びつつ、「結構パンチの効いたキャッチコピーですね。でもインパクトは大事ですから。税関を通る方々には、このポスターをしっかりと目に焼き付けていただきたいです」とアピール。

最後にファンに向けて、「なかなかパンチのあるキャンペーンポスターになっていますが、この3人の女性たちがどうして笑顔なのか?その笑顔の裏には何があるのか?その奥を見つめてくださると嬉しいです」と深いメッセージを投げかけ、イベントを締めくくりました。

ライターコメント

印象的だったのは、映画のクオリティを担保するために「スケジュールが厳しくなっても、税関シーンをカットせず撮りきりたい」と監督に直談判したというエピソードです。作品のリアリティを徹底的に追求する座長・有村さんの熱いプロ根性があったからこそ、現役の税関支署長すら息をのむほどの臨場感が生まれたのだと深く納得させられました。

ポスターの「人生を壊す、金の密輸」という鋭いコピーと、有村さんたちの見せる怪しくも切ない「笑顔」のギャップもたまりません。極上のエンターテインメントとしての面白さを追求しながらも、社会への注意喚起を果たす異色のコラボ作。この夏、大きな話題を呼ぶことは間違いなさそうです。

 

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