NHK連続テレビ小説「風、薫る」の第1週完成披露試写会に出席した左から見上愛さん、上坂樹里さん

【第58話】NHK朝ドラ『風、薫る』バーンズ先生が遺した「6つの種」と、しのぶと喜代が選んだ現場ではない道

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エンタメ

女優の見上愛さん(25)が一ノ瀬りん、上坂樹里さん(20)が大家直美というヒロインをそれぞれ演じるNHK連続テレビ小説『風、薫る』(月~土曜午前8時)の第58話が17日放送され、梅岡女学校付属看護婦養成所のりんと直美の同期・柳田しのぶ(木越明)と泉喜代(菊池亜希子)が看護婦にはならないことを仲間に伝えました。これで同養成所1期生はりん、直美、玉田多江(生田絵梨花)、工藤トメ(原嶋凛)の4人になり、それぞれ新たな道を進むことになります。

バーンズが語った大きな夢

卒業を目前に控えた1期生たち。ある日、生徒たちは看護担当の教師・バーンズ(エマ・ハワードさん)から食堂へ集められます。そこで告げられたのは、なんと「スコットランドへの帰国」という突然のお別れでした。

驚きを隠せない1期生たち

驚きを隠せない1期生たちに、バーンズは「看護婦が日本中の病院に当たり前のようにいる未来」という大きな夢を語ります。そして、「夢を見るのは楽しいですが、かなえようとすると苦しくなるものです。今、ここに看護婦が6人います。私は6つの種は蒔くことができました。それが60人、600人、6000人に増えたとき、私の夢はかないます。みなさん、よろしくお願いします」とエールを送りました。

しのぶと喜代、それぞれの決断と新しい道へ

そしてその日の夜。しのぶと喜代から、現場の看護婦にはならないという決断が伝えられます。 しのぶは「看護婦として働く妻を認めてくれるお見合い相手が見つからない」という当時の厳しい現実と向き合い、結婚して家族やご近所さんが病気になったときに、ここで学んだ看護を活かすと笑顔で語りました。一方、喜代は教会で伝道者になり、その活動を通して看護の心を伝えていきたいと決意を明かしました。

二人の尊い選択

日本橋の呉服屋の四女であるしのぶは、西洋の本で見たナース服に憧れて入学したピュアな女の子です。独特な感性でみんなを驚かせることもありましたが、その明るさでいつも1期生を照らしてくれる最高のムードメーカーでした。 そして同期最年長の喜代は、子供ができず離縁され、実家にも居場所がなかったという辛い過去を抱えていました。でも、とにかく懐が深く、いつも静かに同窓生たちを見守ってくれるお母さんのような存在。厚いキリスト教の信仰心を持つ彼女らしい、尊い選択となりました。

1期生はもともと7人で、最初に子爵の娘の東雲ゆき(中井友望さん)が離脱。この日、2人が看護婦にならないことを明かしたことで、看護婦になる生徒は4人となりました。

SNSの反応

『風、薫る』の第58話の放送に対し、SNSでは視聴者から様々なコメントが寄せられています。

■涙の別れ!バーンズ先生への感謝と功績への賛否:スコットランドへ帰国するバーンズ先生に対し、「日本の看護の礎を築いてくれてありがとう」といった感謝や別れを惜しむ声が多数寄せられました。6人から始まった看護の道がさらに広がっていく未来への期待が高まる一方、先生の具体的な活動描写や来日の経緯をもう少し深く掘り下げてほしかったという要望も一部で見られました。

■それぞれの道へ!しのぶと喜代の選択に広がる共感:結婚や伝道師など、現場の看護婦とは違う道を選んだしのぶと喜代。この決断に対し、「学んだ看護の心は別の場所でも必ず生きる」「彼女たちらしい選択で納得」と、多様な生き方を肯定し応援するコメントが多く集まりました。同時に、信仰と看護の繋がりをもっと描いてほしかったとの意見もありました。

ライターコメント

バーンズ先生の「6つの種」という言葉、本当に胸に刺さりましたよね。明治という激動の時代に、見知らぬ異国で看護の礎を築き上げてくれた先生の想い。そして、その想いを受け取りながらも、「現場の看護婦」とは違う自分らしい生き方を見つけ出したしのぶと喜代。教会や家庭という新しい場所で、彼女たちがどんな風に「看護の種」を咲かせていくのか、想像するだけで胸がいっぱいになります。りんや直美たち残された4人も、きっと立派な看護婦になってくれることを願って応援を続けたいと思います。

『風、薫る』過去記事

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