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東大生を育てたおかん(第2弾・⑧)合格の可能性を押し上げた「最高の環境」とお弁当のサポート

By - emogram編集部・ゆんち
ライフ

変則勤務のある職場でフルタイムで働き、次男が小学校5年生になるタイミングで非常勤に切り替えて仕事を続けたあじさいさん。その次男は、見事、東京大学に現役で合格を果たしました。東大へと子供を送り出した保護者へのインタビューから、これからの時代の子育てのヒントを探る連載『東大生を育てたおかん』。第2弾(全9回)の第8回となる今回は、勉強だけでなく学校行事にも全力投球だったという次男の高校生活と、その可能性を最大限に押し上げた「最高の環境」についてお話を伺いました。

文化祭の実行委員長も。行事に全力投球した高校生活

塾の先生の後押しもあり、東大合格実績の高い高校への進学を果たしたあじさいさんの次男。高校に入学してからは、勉強一色になるかと思いきや、本人が熱中したのは意外なことでした。

あじさいさん:「高校に入ってからは、部活動ではなく、文化祭や体育祭といった『行事』にものすごく力を入れていましたね。文化祭の実行委員長をやってみたり、オーディションに受からないと出られない体育祭の出し物に向けて全力で準備したりしていました」

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自分で決めた目標には睡眠時間を削ってでもトコトン打ち込む性格は、高校の学校行事でも存分に発揮されたようです。しかし、自宅から高校までの距離が少し遠くなったことに加え、夜遅くまで塾で勉強して帰ってくる生活だったため、体力的な負担は決して小さくありませんでした。

あじさいさん:「確実に睡眠時間は減っていました。親としてサポートできたことといえば、子供が通う高校で親として何かお手伝いができればとPTAの役員を引き受けたことと、毎日のお弁当を作ることくらいでした。結果的に親同士の交流や子供と共通の話題も生まれ、良かったと思っています。『お弁当だけは、簡単なものでも親が作ったものを持たせてあげたい』と思い、3年間、毎日作り続けました」

次男が小学校5年生になるタイミングで働き方を非常勤に変え、時間に少しゆとりができていたあじさいさん。「PTAを通じて学校のお手伝いをしながら、毎日のお弁当作りを変わらずに続けることができた」と振り返ります。

「環境を大切にしろ、環境を守れ」という教え

高校に入学したときから、本人は自然と「東大を目指す」と決めていたといいます。それは、周りにいる誰もが高い目標を持ち、お互いに切磋琢磨し合える特別な空間だったからかもしれません。

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あじさいさん:「大学受験を振り返って、何よりも『環境に恵まれた』と本人が一番よく言っています。一緒に目標に向かって頑張れる友達、そして生徒の目標に寄り添ってくれる先生方に恵まれました。学校の進路指導の先生も、常に『環境を大切にしろ、環境を守れ』と仰っていたそうです」

進路指導の先生が語ったという「環境を大切にしろ」という言葉。それは、自分が今どれほど恵まれた場所に身を置いているかを自覚し、その仲間や先生たちとの空間に感謝し、大切にしなさいという意味だったのではないでしょうか。

塾の先生の勧めで思い切って志望校を変更したからこそ出会えた、最高の環境。それが結果的に、次男のその後の大学受験の目標をも最大限に引き上げたようです。

【お役立ちデータ】世代を超えるお弁当の定番おかず 宅配食などを手掛ける「ウェルネスダイニング」が実施したアンケート調査「お弁当総選挙2025」の結果によると、お弁当に入っていてもっとも「テンションが上がるおかず」の第1位は「唐揚げ」、2位は「エビフライ」でした。「冷めてもジューシーでボリューム満点」な唐揚げは、お弁当の不動の主役として圧倒的な人気を誇っています。また、「日本のお弁当といえば?」および「青春時代の思い出のおかず」の2つのテーマでいずれも首位を獲得したのが「卵焼き」でした。味付けや焼き加減に家庭ごとの違いが出る卵焼きは、多くの人にとって懐かしい「母の味」の象徴となっています。一方で、「地味だけど最高においしいおかず」では「ちくわの磯辺揚げ」が1位となり、きんぴらごぼうなどの素朴な副菜も上位にランクイン。時代や形が変わっても、「主役は唐揚げ、思い出は卵焼き」という記憶は、世代を超えて日本人の心に深く根づいているようです。

■ウェルネスダイニング:公式サイト

ライターコメント

インタビューの中で、「子供から『お弁当を作って』と言ってくれたので、3年間作っていました」と当時を振り返るあじさいさんの声は、とても温かでした。その愛情は今もしっかりと届いており、大学生になった今でもお子さんから「お母さんのこのおかず、好きなんだよね」と言ってもらえるのだそうです。毎日の大変だったお弁当作りは、ただの思い出ではなく、今も親子を繋ぐかけがえのない宝物になっているのだと感じさせられます。

<ライタープロフィル>ゆんち

2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。

現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。

東大生を育てたおかん(第2弾)

⑦塾の先生の一言が人生を変えた「恩師との出会い」

⑥子供が自分から「塾に行かせてくれてありがとう」と言った

⑤「長男にしたことは、次男にも同じように」貫いた公平さ

④「我が家のルール」スマホをめぐって徹底させたブレない姿勢

③正解のない「ゲーム欲しい」問題、親の「ブレない軸」で納得

②夫婦フルタイムの多忙な日々でも捻出した家族の時間

①「子供と過ごしたかった」キャリアをセーブした母の決断

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