「動かない鳥」として世界中で愛され、その独特な佇まいで多くの人々を魅了し続けているハシビロコウ。千葉県にある千葉市動物公園には、メスの「しずか」とオスの「じっと」という2羽のハシビロコウが暮らしています。現在、施設のリニューアル工事にともない非公開となっていますが、先日、千葉市動物公園の公式Xに投稿された、オスの「じっと」の迫力ある写真が話題を呼んでいます。
足元から見上げる「じっと」の衝撃的な一枚
千葉市動物公園のハシビロコウは現在、展示エリアの整備工事のため、一般公開が長期にわたって休止されています。しかし、根強い人気を誇るハシビロコウたちの近況を楽しみにしているファンのために、園では定期的に公式Xを通じてハシビロコウの様子を発信しています。
そんな中、投稿された最新の写真には、オスの「じっと」がその名の通り、じーーーーっと下を見つめている姿が収められていました。

写真では、ハシビロコウの背景が空とネットで、ハシビロコウの足元から撮影されていることがわかります。鋭い目線と大きなくちばしの先が目の前に迫ってくるような大迫力。
普段の展示ではなかなか見ることのできない、衝撃的なアングルからの「じっと」の姿に、多くのファンも喜んでいるのではないでしょうか。
アジア初の繁殖へ。より自然に近い「湿原ゾーン」の創出
ハシビロコウたちが現在お休みしている背景には、園が掲げる未来へ向けた挑戦があります。千葉市動物公園では、いま「湿原ゾーン」の大規模な整備工事を進めているのです。
園の公式サイトによると、今回のリニューアルは「『動物の暮らしを魅せる』展示空間の創出」のため。ハシビロコウをはじめ、アメリカビーバー、カピバラ、コツメカワウソなど、湿原に生息する動物たちの新しい展示施設が順次整備される予定です。
なかでもハシビロコウの新しいお家は、いまよりもずっと広くなり、ハシビロコウが本来暮らしている環境に近い状態が再現されるとのこと。そしてこの新しい施設を通じて、園はハシビロコウのアジア初となる繁殖を目指します。
大好きなハシビロコウたちに会えない寂しさはありますが、より快適に、のびのびと暮らせる環境へと生まれ変わるためだと思うと楽しみです。新しくなる湿原ゾーンで、さらに生き生きとした姿を見せてくれる日を楽しみに待ちたいと思います。
ライターコメント
地面から見上げるようなアングルで撮影された「じっと」の写真、ハシビロコウの大きさと迫力がダイレクトに伝わってきて本当にドキッとしました!まるですぐ近くで観察しているような臨場感が味わえるのは、公式Xでの定期的な発信ならではの楽しみですね。現在進行中の湿原ゾーンの整備によって、ハシビロコウたちがより野生に近い広い環境で暮らせるようになるだけでなく、アジア初の繁殖という壮大な夢に挑戦しているお話を知り、ますます応援したくなりました。新施設のお披露目の日が本当に待ち遠しいです。
<ライタープロフィル>ゆんち
2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。
現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。
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