市川市動植物園=(撮影:ゆんち)

市川市動植物園のパンチの姿がない理由 給餌方法変更は自立への大きな一歩

By - emogram編集部・ゆんち
アニマル

群れ入りを目指して奮闘中の、千葉県にある市川市動植物園のニホンザル「パンチくん」。休園日明けとなった6月30日、お昼のご飯タイムに、いつもなら元気いっぱいに現れるパンチくんの姿がなく、「あれ?どうしたのかな?」と心配したファンも多かったようです。これについて、市川市動植物園の公式Xから改めて説明が投稿されました。

パンチくんの群れ入りを目指した「作戦」

30日午後、市川市動植物園の公式Xは次のように投稿しました。

公式Xより:「本日より、パンチが他のサル達と共に採食するための前段階として、パンチが望む場所で採食させる給餌方法としました」

この変更によって、パンチくんがご飯を食べる場所は「バックヤード内」か「サル山」かの2択となり、場所はそのときのパンチくん次第となるそうです。

この日は「バックヤード」だったためか、お昼のごはんタイムには不在だったのです。一方で、このような説明もありました。

公式Xより:「給餌時間及び担当職員に変更はありません。 ご理解の程お願いいたします」

バックヤードのお部屋にこもって食べるか、賑やかなサル山に出てきてみんなと食べるかは、すべてパンチくんの気分次第。一方で、給餌の時間や、いつも優しくお世話をしてくれる担当飼育員に変更はないそうです。

姿が見られないのは寂しいけれど…

パンチくんのもぐもぐタイムが見られなくなる可能性が出てくるのは、ファンとしてはちょっと寂しい気持ちもあります。でも、パンチくんの群れ入りを応援したいファンからは、前向きなコメントも多数寄せられました。

「パンチくんを尊重してくれて、ありがとうございます」

「どっちにしても、ごはモ(ごはんモリモリ)なら安心です」

「私達が望むのはただ一つ、パンチ君が群れに自然に馴染んでくれることだけです」

「とても良いと思います。今後もパンチくんの意思を尊重して見守ります」

誰よりもパンチくんの未来を考えている飼育員やスタッフの、プロの判断を信じて、これからはサル山のごはんタイムにパンチくんがいなくても、「今日は中で食べたのかな」と想像を膨らませながら、温かく成長を見守っていきたいと思います。

市川市動植物園:公式X

ライターコメント

パンチくんが大好きで、かわいすぎるゆえに心配になってしまうファンの方も多いと思います。しかし、パンチくんの未来を誰よりも考えているのは市川市動植物園の担当飼育員やスタッフの皆さんも同じです。プロの判断を信じて、これからも焦らずに大きな気持ちでサル山を観察したいと思います。

<ライタープロフィル>ゆんち

2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。

現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。

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