日曜劇場『VIVANT』続編制作記者発表にのぞんだ堺雅人さん(2025年6月)

『VIVANT』全話おさらい(5)乃木(堺雅人)の壮絶な半生と、日本中が息を呑んだテントのシンボルの謎

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エンタメ

2023年の放送時、先の読めない怒涛の展開と規格外のスケールで日本中を熱狂の渦に巻き込んだ日曜劇場『VIVANT』。7月26日(日)からスタートする待望の第2シーズン(TBS系 毎週日曜21時〜)に向けて、本連載では第1シーズンの全10話を1話ずつ振り返っています。連載第5回となる今回は、乃木の壮絶な過去とテロ組織「テント」のリーダーの正体が明らかになる、衝撃の「第5話」をプレイバックします!

【第5話】別班・乃木の冷徹な任務完遂と、動き出す野崎(阿部寛)

大手商社「丸菱商事」のエリート社員でありながら、自衛隊の影の諜報部隊「別班」の工作員という裏の顔を持つ乃木憂助(堺雅人さん)。乃木は、バルカ共和国への誤送金事件の真犯人であり、国際テロ組織「テント」のモニター(協力者)であった同期の山本巧(迫田孝也さん)から情報を引き出した後、彼を自殺に見せかけて冷徹に始末しました。

野崎の疑念と乃木の「空白の過去」

一方、テントを追う公安刑事の野崎守(阿部寛さん)は、山本の不審な死を機に、彼がモニターだと知る唯一の人物・乃木への疑念を深め、その経歴を再調査します。

そして、FBIの協力により、乃木が過去に「Hayato Tango」という名で米国のミリタリースクールを首席で卒業していたことが判明。 野崎は再びバルカへ飛び、警察のチンギス(Barslkhagva Batboldさん)と手を組みます。映像解析の結果、乃木がドラム(富栄ドラムさん)の仕掛けた盗聴器に気づいていたことや、爆発事件の際に自爆犯アル=ザイール(Erkhembayar Ganboldさん)に対して乃木も的確に発砲していた事実を突き止めます。

明らかになる「丹後隼人」の壮絶な半生

帰国した野崎は、「丹後隼人」という名を手がかりに乃木が小中学生時代を過ごした京都・舞鶴へ向かいます。児童養護施設での調査により、乃木は幼いころにバルカで人身売買の被害に遭い、見かねた日本人ジャーナリストに救出されて日本へたどり着いたことが判明。極度のストレスによる記憶障害で本名すら分からず、「丹後隼人」として生きていたのです。

しかしその後、テレビで島根の「たたら製鉄」の特集を見たことで記憶を取り戻し、自身がたたら製鉄の御三家・乃木家の人間「乃木憂助」であることを思い出し、大学から本名を名乗るようになっていました。 野崎が島根の実家を訪ねると、元警察官の父・卓は農業使節団としてバルカへ渡ったものの内戦に巻き込まれ、妻や幼い憂助とともに亡くなったものと見なされていたことが分かります。

アリへの非情な尋問と、衝撃の「黒幕」

その頃、乃木は後輩の黒須駿(松坂桃李さん)とともにバルカに潜入していました。テントの手がかりである幹部・アリ(山中崇さん)がウランバートルに潜伏していることを、以前仕掛けたGPSから特定。アリの家族を拘束し、彼を隠れ家へと誘い出します。

口を割らないアリに対し、乃木はモニター越しに家族を次々と首吊りにしていくという非情な手段に出ます(※実際には死を偽装しただけで全員無事でした)。絶望したアリの口からついに語られたテントのリーダーの名は「ノゴーン・ベキ」――それは、死んだはずの乃木の父・卓(役所広司さん)でした。 時を同じくして、テントの会合。白い服を着た男(二宮和也さん)が「お父さん、始めてよろしいでしょうか」と切り出し、卓が「ああ、始めよう」と応じる背後には、テントのマークとなった乃木家の家紋が不気味に掲げられていました。

『VIVANT』とは

『半沢直樹』や『下町ロケット』シリーズなど数々の大ヒットドラマを手がけてきた福澤克雄監督が原作、演出を務め、2023年7月期に放送されたオリジナル脚本の連ドラ。

第1シーズンでは、ロシア、モンゴル、中国などと国境を接する架空の国「バルカ共和国」と日本を主な舞台に、極秘任務を背負った自衛隊の陰の諜報部隊「別班(べっぱん)」や公安警察、そして謎に包まれたテロ組織「テント」による、息を呑む三つ巴の攻防が描かれました。そして、いよいよ始まる第2シーズンでは、前作のラストシーンの直後から物語が再始動します。

『VIVANT』:公式サイト

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