【プロ野球中日対巨人】ブラックドアラ=バンテリンドームナゴヤ(撮影・中島信生)

「炎上ダメ」サカナクション山口一郎が中日ブラックドアラへの本音激白

By - もつなべ
エンタメ

中日ドラゴンズの球団創設90周年広報アンバサダーを務める、ロックバンド「サカナクション」のボーカル・山口一郎さん(45)。父親の影響で幼少期から熱狂的な中日ファンである山口さんが、7月3日に自身のYouTubeチャンネルで配信した『サカナクション山口一郎の今夜も雑談中。』にて、同日バンテリンドームナゴヤでお披露目されたばかりの新マスコット「ブラックドアラ」を巡る、切ない舞台裏を激白しました。

「俺、怒ってます」生配信で明かされた胸中

配信冒頭、「あの~今日はちょっと怒ってます(笑)私、怒ってるんです、軽く」と不穏な表情で腕組みしながら切り出した山口さん。「怒ってる事って何かっていうと、中日ドラゴンズにも怒ってます。62%ぐらい」と語り、自身発案のブラックドアラについて、その胸中を打ち明けました。

山口さんは、大好きなチームのために「ドラゴンズに関わる案件は一切ギャラは受け取りません。利益はいらない」とノーギャラでアンバサダーをやっていることを説明。「その代わり好きなことを言えるようにありたいし、アンバサダーでお金のためにやってるわけじゃないんだと。ドラゴンズのことを思ってやりたいって言ってるわけだから、それを理解してほしい」と、熱い本音を明かしました。

「なんで蚊帳の外にすんの?」まさかの事態に嘆き節

そんな山口さんが、アンバサダー就任会見の場で提案したのがブラックドアラでした。発案の理由は、長年チームを支えるドアラがバク転などのパフォーマンスをすることが難しくなってきており、演出面に変化が必要だと感じたため。「まずドアラ自体にライバルを設ける必要があるんじゃないか」というアイデアに、球団側も「そういうのいいですね」と好感触だったといいます。

山口さんは球団社長の加藤宏幸氏にも直接「誰にするか、どういうテイストにするか、全然アイデアあります」と伝えていたものの、実際のプロジェクトは予想外のスピードで進行。

「いきなりブラックドアラやることになりましたっていう連絡が来て。で、そうなんだって思ってるうちに…プレスリリースで俺知ったからね(笑)『3日ブラックドアラ発表』って。え、もう出んの?って。演出とかさ、キャラ設定とか、いろいろ俺もう構想があったわけよ。それを何にも相談なく、向こうが勝手に進めて。リサーチしてよ。なんで俺を蚊帳の外にすんの?俺発案者なんだよ!」

と、チームへの深い愛があるからこその悔しい気持ちを滲ませました。

山口さんが描いていた、幻の「ブラックドアラ構想」

その後、山口さんが明かしたのは、緻密で愛に溢れたプロデュース案でした。ファンを巻き込んで球場をさらに盛り上げるために、山口さんが考えていたプランは以下の通りです。

項目 考えていた構想内容・狙い
ストーリー映像の展開 いきなり球場でデビューさせるのではない。事前に公式YouTubeで誕生のバックボーンを描く映像を公開し、「いつ登場するんだ?」とファンのワクワク感を最高潮に煽るプロモーションを行う。
ブラックチアドラの結成 球団チアリーディングチーム「チアドラ」の一部を黒ベースの〝ブラックチアドラ〟に編成。マイケル・ジャクソンの『スリラー』を彷彿とさせるようなクールな振り付けで、ブラックドアラが彼女たちを引き連れてド派手に登場する。
専用テーマソング 『スター・ウォーズ』のダース・ベイダーのような、登場を最高に盛り上げる専用のテーマソングを自身が制作する準備を進めていた。
限定登場と戦略(レア感) 毎回出すのではない。ドラゴンズが黒いユニフォームを着用する日限定の「レアキャラ」に設定。プレミアム感を出すことで、グッズやブラックユニフォームの売り上げにも貢献するスタイルを確立する。
球場を巻き込む対決 狭い範囲での小さな対決ではなく、球場の大ビジョンをフル活用したドラマチックな演出。ドアラが勝ってもブラックドアラが勝っても面白い、球場全体が一体となって盛り上がれる一大エンターテインメントにする。
専用グッズの同時展開 キャラクターのお披露目と同時に、裏では「ブラックドアラグッズ」の制作も並行して進めておき、ファンの熱量が高まった瞬間に一気に届ける。売上を伸ばすための並行導線も頭の中に描かれていた。
メディアミックス(映画化) いずれは『ネバーエンディング・ストーリー』のような世界観で、『ドアラ・ザ・ムービー』としてドアラを映画化する。そこまで大きな夢と広がり、ストーリー性を持ってキャラクターを育てていく構想だった。

全ては愛ゆえの〝プロレス〟!いつか訪れる「最高の演出」への希望

この配信を受け、SNS上では一時「山口さんが激怒している」「球団の対応がもったいない」と心配する声が上がりましたが、山口さんは翌7月4日に自身のXを更新。

俺は怒ってないしプロレスしてるだけよ。ブラックドアラの行方を柔らかく見守りましょう!選手の力になってくれるはず!落ち着いてね炎上ダメよ」

と、今回の発言は球団批判ではなく、ドラゴンズを盛り上げるための信頼関係があるからこその掛け合い(プロレス)であることを明言し、ファンに向けて新キャラクターを温かく見守るよう呼びかけました。

この投稿に対し、配信を見ていたファンからは「愛の深さは伝わってますよ!」「本当にドラゴンズさんがすきなんですねぇ」「プロレスって途中で言ってたもんね」と共感の声が続出。

また、山口さんの圧倒的なアイデア力に対しても「どのように考えて派生させていくのか大変勉強になりました」「今からでも間に合うから、一郎さんのお話も聞いて軌道修正できればいい」「アンバサダーの声を中日球団はもっと聞いてほしいですね」と感銘や期待の声が上がっています。

さらに、新マスコット自体に対しても「ブラックドアラかわいいですね!時間と共に受け入れられると思うので見守りたいです」「グッズ欲しいです」「選手同様、ファンが育ててゆく存在だと思います」といったポジティブなメッセージが寄せられていました。

「ブラックドアラ」はまだデビューしたばかり。山口さんが明かした規格外の構想が、今後球団とのすり合わせによって実現を果たす可能性も決してゼロではありません。これからの展開にさらなる注目が集まりそうです。

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