千葉県の市川市動植物園といえば、いまやニホンザルの「パンチくん」で世界的に有名になりましたが、実は同園がある「大町地区」は、全国でも有数の「梨(ナシ)」の名産地でもあります。ナシといえばすぐお隣の船橋市を拠点とする「ふなっしー」を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、市川市のナシも歴史と実績を誇る一級品なのです。
市川市動植物園もおすすめする地域ブランド「市川の梨」
8月に入り、市川市動植物園の公式Xでは、次のような呼びかけが投稿されました。
公式Xより:「当園の位置する市川市大町は、有数の日本梨の産地です。地域団体商標登録に認証済の『市川のなし』は甘さ、みずみずしさともに一級品!市川市動植物園にお越しの際は、付近の直売所でお買い求めください」
実は千葉県、全国一のナシ生産地であり、市川市はそのなかでもトップクラスの産出額を誇ります。その品質の高さは定評があり、市川市の公式サイトでも詳しく解説されています。
公式サイトより:「市川市で栽培される梨は、その知名度や歴史などが総合的に評価され平成19年8月に特許庁の地域団体商標登録『市川の梨』として地域ブランドの認証を受けました」
サイトによれば、国からも認められた名産品であることがわかります。
約50軒の直売所が並ぶ夏の風物詩「大町梨街道」
そんな市川のナシは、スーパーなどで販売されるほか、農家の直売所から直接購入できるのが大きな魅力です。
公式サイトより:「特に直売所が多く集まる国道464号線は、大町梨街道の愛称で親しまれており、梨収穫時期には多くの人で賑わいます」
この「大町梨街道」ですが、北総鉄道の「大町駅」から徒歩で市川市動植物園に向かう場合、歩くことができます。確かに立派なナシ農園が、道沿いにずらりと並んでいます。
公式サイトより:「道沿いには約50軒もの梨屋が軒を連ね、街道にはためくのぼり旗は、市川市の夏の風物詩となっております」

いまは「幸水」が旬!地元農園からの嬉しいメッセージ
では、今年の梨の出来栄えはどうなのでしょうか。大町地区にある梨農園「梨の伊藤園」の園主、伊藤直之さんに聞きました。
伊藤さんによると、「今年も糖度が高く、食感も良いおいしいナシができました。いまは『幸水』が旬を迎えています。今後も品種を変え、9月いっぱいまで楽しめますのでぜひ農園に買いにいらしてください」とのこと。
現在はみずみずしい「幸水」が味わえる最高のタイミングであり、これから9月にかけて様々な品種のリレーが楽しめるそうですよ。

ライターコメント
市川市動植物園に行くたびに、大町梨街道沿いのナシ農園が気になっていましたが、まさにいま旬を迎えたようです。お隣の「船橋市」のふなっしーでなんとなくナシの名産地だということは知っていましたが、市川市も江戸時代からの歴史を持つナシの街だったとは。今年の夏は、市川市動植物園と大町梨街道のセットでお出かけを楽しんでみてはいかがでしょうか。
<ライタープロフィル>ゆんち
2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。
現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。
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