サル山のパンチくん=市川市動植物園公式Xより

市川市動植物園が今回のサル山での対応について説明 最小限の介入にファンは支持

By - emogram編集部・ゆんち
アニマル

千葉県にある市川市動植物園は16日、ニホンザルのパンチくんが暮らすサル山で、「複数の個体を群れから離す対応」をとったことを開園前に公式Xで報告しました。その後、公式Xが更新され、この対応についての園としての考え方が説明されました。

サル山全体を平穏に保つための「最小限の介入」

パンチくんのケガが相次いだことなどを受け、スタッフ間で議論を重ねた結果として行われた今回の措置。公式Xでは、その理由について次のように投稿がありました。

公式Xより:「ニホンザルの習性上、喧嘩の発生は避けられませんが、喧嘩の頻度や程度を抑え、サル山全体を平穏に保つため、人間による最小限の介入をすることがあります」

サル山のサルを尊重しつつも、動物園という環境下で群れ全体の安全を守るため、やむを得ず介入を行ったという苦渋の決断があったようです。

さらに、「本年3月8日にも同様の対応をしています」と説明し、過去にも群れの状況を見極めながら必要な措置をとってきた経緯を明かしました。

サル山のパンチくん=市川市動植物園公式Xより

園の決断を支持するファンからの温かい声

群れへの介入という難しい判断に対し、SNS上では園の対応を冷静に受け止め、支持する声が多数寄せられています。

「【人間による最小限の介入】こういった対策が出来るところが動物園の良さのひとつだと思います」

「自然界ではなく動物園なので、ある程度人間の介入は仕方ないですね」

「その時その時の状況を見ながら、一頭だけではなく群れ全体のことを考えて判断されているのですね」

「人間の介入が最小限である事を支持いたします」

また、「できる限りの対応をしてくださっていることは十分に理解しています」「がんばれ市川市動植物園」との声も。

さらに、「飼育員さん、職員の皆様、体調にお気を付け下さいね」といった、難しい対応に追われるスタッフの心身を気遣うコメントも多く寄せられていました。

サル山のパンチくん=市川市動植物園公式Xより

■市川市動植物園:公式サイト

ライターコメント

公式Xの投稿からは、動物たちの命と平穏な暮らしを最優先に考える動物園としての葛藤と責任感が伝わってきました。パンチくんだけでなく、サル山に暮らす群れ全体の幸せを真剣に考え抜いた園の決断なのだと思います。こうして経緯が伝えられ、多くのファンも安心しているのではないでしょうか。

<ライタープロフィル>ゆんち

2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。

現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。

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