柳生藤次を演じる中村倫也さん

NHK朝ドラ『風、薫る』(113)柳生、実はすでに調査中だった 直美とりんに明かさず

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エンタメ

女優の見上愛さん(25)が一ノ瀬りん、上坂樹里さん(21)が大家直美というヒロインをそれぞれ演じるNHK連続テレビ小説『風、薫る』(月~金曜午前8時、土曜は1週間の振り返り)の第113話が2日放送され、看護婦会の増加に伴い、十分な知識を持たない者が看護婦を名乗ったり、高額な料金を請求したりする問題が起きる中、直美とりんが信頼を回復するために動き出す展開が描かれました。そんなある日、かつてりんが新潟にいた頃、赤痢から命の危機を救った内務省衛生局の柳生藤次(中村倫也さん)に二人は実情を訴えに行き、柳生から支援を約束される一方、二人が帰った後で柳生が覗かせた意味深な表情に、視聴者の間で様々な考察が飛び交いました。

恵風看護婦会の悪い噂を耳にするしのぶ

直美が経営する恵風看護婦会の立ち上げに携わった織田しのぶ(木越明さん)は、だんご屋「田之上屋」で息子とお茶をしていると、男性客たちが同会について、「とんでもねえ金額とられるらしいぜ」「払わねえと堅気じゃねえ奴らが押しかけてきて…」と噂しているのを耳にします。

聞き捨てならないしのぶは、その客から詳しい話を聞き出し、直美のもとに駆けつけます。もちろん違う会のことでしたが、派出看護を汚すような存在に激怒したしのぶは、直美とりんに問題の調査を促します。

寛太と出会う直美とりん

悪徳な看護を行っているという噂の看護婦会のチラシの住所を頼りに長屋を訪ねた直美とりんは、そこで寛太(藤原季節さん)と出会います。「看護は今、儲かる」と平然と言い放つ寛太に、りんは「看護はただの商売ではありません」と抗議。直美も「ぼったくりやってんの?」と呆れますが、世間に批判されるようなことはしていないという寛太は「世間じゃ看護婦会はあふれてる。そのどれも怒鳴りこんでまわるつもりか」と開き直り、取り合いませんでした。

内務省を訪ねる二人

この事態を重く見た直美は、以前譲り受けた名刺を思い出し、内務省の役人・柳生のもとを訪ねます。

直美は柳生に「看護婦会のよくない噂も知っていらっしゃいますか?思った以上に影響が方々に及んでまして…」と訴えます。

それに対し柳生は「何事も初めのうちは玉石混交になるのは当然のことだ」と応じますが、りんは「看護は、誰にでも担える仕事ではないんです。適切な看護を学ばなければ、患者さんの命に関わります」と反論。柳生も「それは私もよく知ってる」と答えました。

「実態を調査することを検討しよう」と約束する柳生

直美が「取り締まりなど、何か手を打っていただけないでしょうか?」と求めると、柳生は少し考えた後、「わかった。まずは、その実態を調査することを検討しよう」と約束します。

ところが、直美とりんが帰った後、部下から「もうすでに調査を始められているのになぜ…?」と問われます。それに対して柳生は何も答えず、意味深な表情を見せました。

「もう一度ここで働きたい」と志願するしのぶ

事務所に戻った2人の前に、再びしのぶがやって来ます。しのぶは「私、もう一度ここで働きたい」と恵風看護婦会への復帰を志願。朝4時に起きて家事をこなす条件などで家族の許しを得たというしのぶは、「私、子を産んだらもう母親以外にはなれないと思った。けど、ここならもしかしたら」と切り出し、「だって私、看護婦だもの」と力強く語ります。

養成所同期の心強い復帰と情熱に背中を押され、直美とりんは日本初の派出看護婦会としての矜持を胸に、再び立ち上がる決意を固めました。

SNS「裏に何か隠されているのでは?」と柳生への推測の声

『風、薫る』の第113話の放送に対し、SNSでは、視聴者から様々な反応が寄せられています。

SNSの反響まとめ

「しのぶさん、かっこいい!」おっとりキャラの義憤に称賛の嵐
田之上屋で悪徳看護婦会の噂を聞きつけ、直美に情報提供したしのぶ。彼女の真っ直ぐな正義感と行動力に「しのぶさん頼もしい!」「看護を汚すことへの義憤に感涙」と称賛の声が殺到しました。普段のおっとりした姿とのギャップも相まって、「今日のヒーローは彼女!」と感動が広がっています。
「また出たな、寛太!」金儲けに走る姿に批判と期待が入り交じる
訪問看護事業に参入した寛太の再登場には、「あのまま去ればかっこよかったのに!」とコミカルなツッコミが続出。「直美の邪魔をしないで」と呆れられつつも、「寛太ならそこまで極悪なことはしないはず」「信じてるよ」と、寛太の根っこの部分や直美との腐れ縁を愛する視聴者の声も多く見られました。
「柳生も動く!」悪徳業者取り締まりへの期待と時代背景の考察
直美らが悪徳業者の取り締まりを内務省の柳生に依頼するシーンでは、「命の恩人だし動いてくれるはず」と期待が高まりました。一方で、部下の「すでに調査は始まっている」というセリフに「裏に何か隠されているのでは?」と推測する声や、「当時の内務省の真の目的は徴兵のための国民体力向上」といった鋭い歴史的考察も飛び交い、議論が深まっています。

ライターコメント

普段はおっとりしているしのぶさんが、看護への熱い思いから激怒し、「だって私、看護婦だもの」と復帰を志願する姿には胸が熱くなりました。家庭と仕事の両立に悩んだ末のしのぶさんの決断は、直美やりんにとってもこの上なく心強いはずです。一方で、相変わらず飄々としている寛太の真意や、すでに内偵を進めながらも直美たちにはそれを隠した柳生の思惑など、今後の波乱を予感させる謎も残されました。日本初の派出看護婦会としての誇りを胸に、彼女たちがこのピンチをどう乗り越えていくのでしょうか。次の展開が楽しみですね。

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