サル山のほかのサルと過ごすパンチくん=YouTube「市川市公式チャンネル」より

涙なしでは見られない 市川市動植物園パンチくん動画が1週間で50万回

By - emogram編集部・ゆんち
アニマル

千葉県の市川市動植物園で、サル山の群れ入れを目指して奮闘するニホンザルのパンチくん。YouTubeの「市川市公式チャンネル」で公開されている動画「【完全保存版】がんばれパンチ|パンチが歩んだ365日【市川市公式】」が、公開からわずか1週間で再生回数50万回を突破しました。異例のスピードでの50万回再生達成ですが、もちろん最初から大きな話題を狙って作られたものではありません。そこにあったのは、市川市動植物園のファンへの感謝の気持ちでした。

「観たい」の声に応えたい、そんな出発点から生まれた動画

生後65日目のパンチくん=YouTube「市川市公式チャンネル」より

動画が公開される前の8月30日、同園の公式Xでは、開催中だったバースデーイベント「がんばってるねパンチ!みんなのメッセージ展」の終了が報告されました。

会場限定で放映されていたパンチくんの成長記録映像について、「ぜひ観たい!という方の声もたくさんお聞きしています……はい、考えていますとも!」という一文が添えられていたことを、覚えている人も多いのではないでしょうか。

そして、パンチくんが暮らすサル山の工事が始まり、パンチくんに会えない日が始まった9月1日、その言葉通りに動画は公開されました。

何度見ても涙が止まらない…パンチくんの日々

昨年7月に猛暑の中で生まれ、体調不良で赤ちゃんを育てることができなかった母ザルに代わって、2人の担当飼育員に育てられたパンチくん。

生後2日目のパンチくん=YouTube「市川市公式チャンネル」より

動画では、生まれてすぐに保護され、担当飼育員のもとで人工哺育を受けていた小さなころの姿から、大好きな「オランママ」ことオランウータンのぬいぐるみといつも一緒だった日々、サル山のデビューや、ほかのサルとじゃれ合う最近の姿まで、パンチくんの365日がまるごと収められています。

未公開の映像も含まれており、「涙なしに見ることができない」という声も殺到しています。

生後25日目のパンチくん=YouTube「市川市公式チャンネル」より

公開20時間で25万回、1週間で50万回。異例の速さで広がった感謝の輪

公開から約20時間で25万回、翌日には38万回と、この動画は驚くべきペースで再生回数を伸ばしていきました。そして公開から1週間が経った今、ついに50万回を突破。9月9日現在、さらに57万回まで数字を伸ばし続けています。

寄せられたコメントには、パンチくんの成長そのものへの祝福だけでなく、支え続けてきた飼育員や園への労いの言葉が数多く並んでいました。

「ほんま、この子は奇跡の子やな…」

「尊い命を守ってくださり、ありがとうございます。心から感謝しています」

「工事のため映像が見れないのが寂しいですが、猿山がよりよい環境になることを楽しみにしてます」

生後32日目のパンチくん=YouTube「市川市公式チャンネル」より

中には、画面のこちら側からは見えない飼育員の苦労に思いを馳せるコメントも。

「飼育員さんの瞳を通した映像だと思うとますます感慨深いですね。タイトルにも深い愛情を感じます」

「パンチくんはもちろん頑張ってますが、飼育員さんお2人も、本当にここまでお疲れ様です。無事に大きく育つかな?群れに入れるかな?と、毎日ドキドキだったでしょうね」

応援してくれる人たちに届けたい一心で公開された動画が、結果として多くの人の心を動かしています。

生後30日目のパンチくん=YouTube「市川市公式チャンネル」より

■市川市公式チャンネル:「【完全保存版】がんばれパンチ|パンチが歩んだ365日【市川市公式】」

ライターコメント

「はい、考えていますとも!」という一文から始まったこの動画が、まさかここまでの反響を呼ぶとは思いませんでした。50万回という数字の向こう側には、パンチくんと、パンチくんを支え続けてきた飼育員さんたちを応援する、同じ数だけの温かい気持ちがあるのでしょうね。

<ライタープロフィル>ゆんち

2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。

現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。

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