東京メトロの日比谷線・広尾駅、または南北線の白金台駅から歩いて約13分。洗練されたショップが並ぶプラチナ通りの賑わいから少し離れた路地裏に、知る人ぞ知る焼鳥の超穴場『6C』があります。
落ち着いた大人の街・白金ですが、ふらりと路地へ入ると現れるのが、古い家屋をリノベーションした秘密基地のような建物。派手な看板は一切なく、街並みにすっと溶け込んでいる佇まいに、入る前からワクワクが止まりません。

古民家をリノベした、居心地抜群のスタイリッシュ空間
階段を上がり、2階へ進むと外観のレトロな雰囲気から一転、洗練されたスタイリッシュな空間が広がっています。古い建物の温もりある質感をうまく生かしつつ、無駄を削ぎ落としたモダンな内装が本当に心地いいです。
さらに3階には、最大8名まで入れる完全個室も完備。気心知れた仲間との飲み会や、ちょっとした会食にも使い勝手が良さそうです。
着席後すぐのお通しにうっとり
席に着いてすぐ運ばれてきたお通しに、いきなり心を掴まれました。

なんと熱々の自家製焼売。ふっくら柔らかくて、頬張るとジューシーなお肉の旨味と肉汁がじゅわっと広がります。焼鳥の前に胃袋をじんわり温めてくれる、嬉しいスタートです。
職人技が光る火入れ 一本ごとに素材の良さを実感
焼鳥は、お肉を串に打って炭火で焼くという究極にシンプルな料理。だからこそ、素材の良さと焼き手の腕前がダイレクトに出ます。『6C』の串はどれも火入れのコントロールが抜群で、一口ごとにそのレベルの高さが伝わってきます。
鶏の持ち味をシンプルかつストレートに楽しめる、かしわ。皮目はパリッと軽やかで香ばしく、身はふっくら柔らか。噛むたびに閉じ込められた肉汁が溢れ出てきます。
焼き手の実力が一番わかるのがレバー。外側は炭火でサッと香ばしく、中は驚くほどしっとり滑らか。パサつきや臭みなんて全くなくて、クリーミーなコクとピュアな甘みが口いっぱいに広がります。

独特のくにゅっとした弾力と、脂の甘みがクセになるハツモト。しっかり炭火をまとわせているので重たさを感じず、噛めば噛むほど旨味が広がります。
野菜焼きでヒットだったのが、長芋。炭火でじっくり焼かれた長芋は、外側がサクッとしていて中はホックホク。お醤油の香ばしさと長芋本来の優しい甘みがマッチして、お肉の合間にぴったりな名脇役です。

焼鳥屋の締めを超える 名物「鶏ソーメン」
串をしっかり味わって大満足したところで、絶対に頼んでほしいのが名物の「鶏ソーメン」。これがもう、焼鳥屋さんの締めの域を軽やかに超えていて衝撃でした。正直、このヌードルを目当てにまた通いたくなるレベルの完成度です。
白濁したスープは鶏の旨味がぎゅっと凝縮されていて、かなり濃厚。それなのに嫌な重たさは全然なくて、つるっと喉越しのいいソーメンにしっかり絡みます。串をたらふく食べた後でも、するすると胃に収まっちゃうのが不思議。

気取らないのに上質 通いたくなる大人の隠れ家
白金というハイセンスなエリアにありながら、肩肘張らずにリラックスして過ごせる空気感。古い家屋の温かみとスタイリッシュさが溶け合っていて、居心地がいいです。
素材の良さをまっすぐ引き出す確かな火入れの串と、期待を軽々と超えてくる絶品の鶏ソーメン。飾らないけれど、しっかり心と舌に刺さる美味しさを届けてくれる、誰かにこっそり教えたくなるような一軒です。

年間600軒飲み歩くハツ「一度は訪れたい名店」(#122)
| 住所 | 東京都港区白金6-21-10 2F |
|---|---|
| 営業時間 | 【月〜土】17:00 – 23:00(L.O. 料理22:00 ドリンク22:30) |
| 定休日 | 日曜日 |
| リンク | 食べログを見る → |
| 肩書き | グルメハンター / 東京サロン主宰 |
|---|---|
| 実績 | SNS総フォロワー23万人超。本当に美味しい店を厳選紹介。 |
| テーマ | グルメは最高のコミュニケーション |
| SNS | X TikTok |
関連記事
階段下りれば日本酒の隠れ家 カウンター完備の渋谷『米心』で楽しむ和食と銘酒






