女優の今田美桜さん(28)がヒロイン若松のぶを演じるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~土曜前8・0)の第54回が12日、放送され、退場が間近と感じざるを得ない海軍少尉、柳井千尋(中沢元紀さん)が語ったのぶへの「本気度」に多くの視聴者が涙しました。この日、Xで「千尋くん」がトレンドに入りするなど、大きな反響が寄せられました。
「彼女はもう人妻だぞ!」
千尋は兄・柳井嵩(北村匠海さん)を真っすぐ見つめ「わしは、生きて帰れたら、もう誰にも遠慮はせん。今度こそのぶさんを捕まえる」と宣言し、「何言ってるんだ。彼女はもう人妻だぞ!」という嵩の意見に聞く耳を持たず「構わん」と返しました。
そして亡き伯父・寛(竹野内豊さん)が言っていた言葉を思い出しながら「なんのために生まれて、何をして生きるがか、わからんまま終わるらあて…。そんながは嫌じゃ」と切り出し「この戦争さえなかったら! 愛する国のために死ぬより、わしは…。愛する人のために生きたい!」と述べ、涙をこらえました。
SNS上の感情
千尋が語ったのぶへの本気度に対し、SNSでは投稿が相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「怒哀」の声(50%)
「この戦争さえなかったら」
「涙を我慢できなかった」
「祈りにも似た切なる願い」
「実に切ない」
主な「楽しみ」の声(30%)
「内容の濃い15分」
「千尋は真っ直ぐな男」
「名シーンの一つ」
主な「喜び」の声(20%)
「目が離せない」
「勇ましかった」
「レベチの緊迫感」
まとめ
今回の分析では、千尋が語ったのぶへの本気度に対し、「千尋くん、やはりのぶちゃんのことを…」「のぶちゃんへの思いを兄貴にだけ伝えて行くのはあかん」と賛否が分かれる結果となりました。
ライターコメント
のぶへの思いを初めて口にし、戦地へと向かう千尋の決意に多くの視聴者が朝から号泣しました。SNSには「千尋が珍しく感情を爆発させる回」「千尋は死にに行くようなもん。覚悟がつらい」「どうみてもきょうは千尋のラスト回」などの声が殺到しました。