俳優、武田鉄矢さん(76)が8日、SPキャスターを務めるフジテレビ系「サン!シャイン」(月~金曜前8・14)に出演。東洋大を除籍になっていたにもかかわらず静岡県伊東市の広報誌などで「卒業」をうたっていた田久保真紀市長(55)について言及しました。
「母ちゃんがずっと月謝を払い続けていた」
田久保氏は7日に臨時の会見を開き、学歴詐称と指摘された問題を踏まえ、近く辞職し、出直し選に出馬する意向を表明しました。市議会は7日に市長に対する辞職勧告決議を全会一致で可決しています。
武田さんは「私は申し訳ないですけど、60歳になって卒業証書をもらいました」と告白。「私はフォークシンガーになりたくて東京に出て来たんですけど、母ちゃんがずっと月謝を払い続けていた」と明かしました。
SNS上の感情
武田さんが田久保氏について言及したことについて、SNSでは投稿が相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「喜楽」の声(45%)
「金八先生という先生役を見事に演じて、なおかつ感動を与えた」
「学歴はあまり意味がない」
「名誉学士を与えるもので、学位を与えるものではない」
主な「怒り」の声(35%)
「なんでもかんでも進退というのは…」
「日本は学歴社会という事の証左」
「本人の心の中では中退が気になっていたのかも」
主な「哀しみ」の声(15%)
「一般の人間ではかなりハードルが高い」
「退学と除籍では意味が全然異なる」
「市長になるために嘘をついて市民をだましていた行為は許せない」
まとめ
今回の分析では、武田さんが田久保氏について言及したことについて、「この市長の話にこの武田鉄矢の話って、あまり関係ないと思う」と困惑する声が寄せられました。
ライターコメント
武田さんはTBS系ドラマ「3年B組金八先生」でブレークした頃に福岡教育大側の要請で退学届を提出。その後、「学校の先生のイメージをよくした、と。大学から60歳の定年の年に卒業証書をあなたに渡す」と特例で卒業扱いとなりました。自身の経験を踏まえて田久保氏には「嘘さえつかなければあとで(卒業証書を)もらえたかもしれないのに」とアドバイスを送りました。SNSで「武田鉄矢さんに対してとった大学側の対応は粋だと思う」と指摘する意見も見られました。