松屋フーズは28日、ラーメン専門の新業態「松太郎」の第1号店を30日に東京・新宿にオープンし、同業態を本格展開すると発表しました。
全20席はカウンターで、1人客の取り込みを狙うとしています。主力の牛丼店「松屋」の出店余地が限られつつ中、新たな事業の柱の育成を急ぎ、業績の拡大につなげる狙いがあります。
第一号店は、飲食店が立ち並び、ラーメン激戦区でもある新宿・小滝橋通りに出店。松屋フーズでは「競合ひしめくこの地だからこそ、松太郎のこだわりの詰まったラーメンをお届けする意義があると考えました」と出店の意図を説明しています。
「醤油ラーメン」は680円
税込み680円の「醤油ラーメン」は厳選した4種の醤油を使用。丁寧にブレンドされた醤油ダレが、あっさりとしながらも飽きのこない味わいを生み出しているとしています。同じく680円の「塩ラーメン」は、塩や昆布エキスにこだわり、隠し味として海鮮出汁を加えた一品といいます。

麺は、富士山の麓にある自社工場で研究を重ねたという北海道産小麦を採用。小麦の風味豊かにコシのある食感に仕上げたとしています。
同店では、ラーメンだけでなく「おにぎり」や「貝柱じゃこミニ丼」も用意。生ビールやハイボールなどのアルコール各種やそのお供となるおつまみメニューも用意し「ちょい飲み」需要の取り込みも図るとしています。
「松太郎」とは
松太郎は、「お手頃価格で、何回食べても飽きの来ない!『みんなの食卓でありたい』」というコンセプトの基、こだわりの素材やスープを使用し、シンプルなラーメンを提供するラーメン専門店としています。
店内は和のテイストを意識した内装とし、客席はパーテーションで区切り、一人客でも気軽に立ち寄れる空間を演出したとしています。
SNS上の反応
松屋フーズのラーメン新業態の出店というニュースに対して、SNSではコメントが寄せられています。
「最近はラーメンで1000円超えることも多い中、この値段はかなり良心的ではないかな?」
「これはやばいですね、しかもめちゃくちゃ美味そう!」
「セントラルキッチン形式で原材料や加工賃を圧縮できたら、そりゃウハウハだろうよ」
ライターコメント
新宿なので、開店したら、仕事帰りに寄ってみようかなと思っています。そして、よく「ちょい飲み」で利用している日高屋さんとの比較もしてみたいと思います。