天気予報などで時折耳にする「特異日」とはなんのことでしょう?
気象庁の質問コーナーである「はれるんライブラリー」によると、「過去数十年の天気の結果から、『晴れ』などの特定の天気が現われる割合が、その前後の日と比べてとても多かった日のことをさして使われています」と書かれています。
有名な特異日でいうと、かつての体育の日である「10月10日」が晴れの特異日として非常に有名でした。他にも文化の日である「11月3日」なども晴れの特異日として知られています。
春で言うと「3月14日」も晴れの特異日とされています。
ですが、近年は気候変動などにより、その傾向に変化が生じており、かつての「体育の日は晴れる」という通説が当てはまらなくなってきているそうです。
特異日と言われるとどうしても晴れのイメージが強いですが、実は雨や雪など、他の天気にも特異日とされる日は存在します。
しかし、あくまでも特異日は「過去のデータ」に基づいた統計結果であり、「絶対」ではありません。
そんな日もあるんだなぁ、と、少しだけ期待をするくらいが丁度よいのかもしれませんね。