第107回全国高校野球選手権大会に出場する広陵(広島)の中井哲之監督(63)が7日、野球部内の暴力事案について初めて言及しました。
「反省すべきことは反省」
中井監督は「(部員にも)多くは全く語っていないが、反省すべきことは反省して、この大会を迎えていますので、目の前にある試合を全力でプレーするだけです」と話し、さらにチーム内の動揺については「普通通りに生活しています」としました。
SNS上の感情
広陵の中井監督が部内の暴力事案について初言及したことに対し、SNSではコメントが相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「怒り」の声(75%)
「廃部レベルの事件」
「嘘をついても処分されない」
「強豪校だから許されるっておかしい」
主な「哀しむ」声(20%)
「被害者のことは全く触れず」
「いじめに加担してない他の部員がかわいそう」
「これからの人生で報いは受けそう」
主な「喜楽」の声(5%)
「こんなチームが勝ち上がっても批判が増すばかり」
「負けたチームは本当にかわいそう」
「普通なら何も関係のない選手には悪いが辞退」
まとめ
今回の分析では、広陵の中井監督が部内の暴力事案について初言及したことに対し「本来なら出場辞退してもおかしくない不祥事」「高野連が出場にお墨付きを与えてしまった」と厳しい意見が相次ぎました。
ライターコメント
6日に広陵は今年1月に寄宿舎「清風寮」で2年生部員(当時)計4人が、1年生部員(当時)1人に対して、胸や頰をたたくなど暴力を伴う不適切な行為をしたと発表。被害生徒は3月末で転校したとしました。また同日、大会本部も「主催者としては、第107回全国高校野球選手権大会出場の判断に変更はありません」と発表していました。SNSでは「広島県民として恥ずかしい」と嘆く声も寄せられました。
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