第107回全国高校野球選手権大会第6日は11日、甲子園球場で1回戦が行われ、3年ぶり11度目出場の県岐阜商が日大山形を下し、4強入りした2009年以来16年ぶりに夏の甲子園での勝利を挙げました。
県岐阜商は五回、1点を追う1死二塁で、生まれつき左手の指がないハンディを抱える7番・右翼の横山温大外野手(3年)が右前へ適時打を放って同点。さらに渡辺璃海外野手(2年)の左前適時打で勝ち越しました。
七回には1死満塁から稲熊桜史内野手(2年)が左翼への適時打を放つと、押し出し四球と坂口路歩のセンターへの2点打で6-1と突き放しました。先発の柴田蒼亮投手(2年)は九回に2点を返されましたが、135球で9回を投げ切って7安打3失点でチームを勝利に導きました。
右投げ左打ちで、同点打の他、八回先頭では左翼へ二塁打を放って2安打1打点の横山外野手は、「変化球がいい投手だったが、低い打球で逆方向に引きつけて打つ打撃を意識した。逆方向に打てたのがよかった」と大舞台で自信を深めたようでした。
SNS上の感情
3年ぶり11度目出場の県岐阜商が日大山形を下し、4強入りした2009年以来16年ぶりに夏の甲子園での勝利を挙げたことに対し、SNSではコメントが相次ぎました。
emogram編集部ではこの話題に関するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「喜ぶ」声(88%)
「おめでとう 快挙!」
「16年ぶりの初戦突破、本当に素晴らしいです」
「雨で中断などコンディション悪い中の勝利。素晴らしい!」
「歴史的勝利」
主な「楽しむ」声(12%)
「ほら、ユニホーム戻したら勝った」
「これからも頑張って、夏の大会でさらに勝利を重ねてください」
まとめ
今回の分析では、3年ぶり11度目出場の県岐阜商が日大山形を下し、4強入りした2009年以来16年ぶりに夏の甲子園での勝利を挙げたことに対し、久しぶりの勝利を喜ぶ声が大部分を占めました。
ライターコメント
岐阜大会で打率・396、3本塁打と強打を誇った打線は相手チームより1本少ない6安打でしたが、藤井潤作監督は「6安打でこれだけ点数が取れたのがすごく収穫。ここで勝つために1年間彼らも頑張ってきてくれたと思います」と喜びを語りました。SNSでは2安打1打点の横山外野手に対するコメントも多く「すごい鍛錬を感じますね」「人よりも何倍も努力していると思う 岐阜の誇りです」といった称賛の声が数多く寄せられていました。
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