27日、東京都心の気温が35.3℃に達して10日連続の猛暑日となり、年間猛暑日の日数が23日目となりました。連続猛暑日数は過去最長、年間猛暑日も過去最多と、ともに記録を更新しました。
東京都心は26日時点で、最高気温35度以上の猛暑日になったのが今年22日目に。同地点で1875年の統計開始以降で最多の日数だった2023年に並びました。26日は、18日から9日連続の猛暑日で、2022年の記録と並んで過去最長になっていました。
熱中症による緊急搬送も急増
総務省消防庁は26日、熱中症により18~24日の1週間に全国で8402人が救急搬送されたとする速報値を公表しました。北海道、山形、千葉、長野の4道県で計6人の死亡が確認されました。
3週間以上の入院が必要な重症は183人、短期の入院が必要な中等症は2771人でした。65歳以上の高齢者が4219人と全体の50・2%を占めました。
都道府県別の搬送者数は、東京が1014人で最多。埼玉612人、愛知595人と続きました。
消防庁は、今年7月の救急搬送者数の確定値も公表。3万9375人で、調査を開始した2008年以降、過去3番目に多い状況でした。
SNS上の感情
27日、東京都心で35℃以上の猛暑日を記録して過去最長記録を更新、熱中症による搬送が急増している状況に対して、SNSではコメントが相次いで寄せられています。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「暑さへの嘆き」の声(45%)
「なんかホントに危険な暑さ」
「きついわー」
「もう耐えられない」
「毎日暑すぎる…」
「溶けそう…」
主な「対策・注意喚起」を呼びかける声(25%)
「水分補給‼️」
「暑さ対策必須です」
「こまめに水分補給して無理せず」
「熱中症に気をつけてくださいね」
主な「昔との比較・気候変動への言及」の声(15%)
「昔ってこれほどまでではなかったですよね?」
「毎年太陽との距離が近くなるので、記録更新が続きますね」
「もう四季なんてないよね」
「昔より暑さが厳しくなったと感じますね」
「夏が長すぎる!」
主な「疲労感・諦め」の声(15%)
「出掛ける前から帰りたい」
「きついわー」
まとめ
今回の分析では、異常な暑さが続き熱中症での搬送も続いている状況に対し、多くの懸念が示されています。多くの人が気候変動と暑さの深刻さを指摘し、来年はさらに悪化する可能性を危惧しています。一部のユーザーは具体的なエアコン使用、水分・塩分補給、声かけなどの対策を提案しており、国レベルでの気温低下への取り組みを求める声もあります。
ライターコメント
27日に東京で35℃以上の猛暑日なり、8月18日から10日連続と過去最長記録を更新。SNSでは「熱中症対策として水分補給は欠かさずに行いましょう」という呼びかけも多数見られています。本当に暑いですね。筆者も水とアイスが欠かせません。