セブン―イレブン・ジャパンは9日、店舗業務の省人化を推進するため、東京都荒川区の店舗に各種ロボットを試験導入したと発表しました。
複数種類のロボットやアバターを1つの店舗に導入。ペットボトル飲料や缶入りの酒を商品棚に補充したり、床や窓を掃除したりする作業をロボットが肩代わりします。人手不足やそれに伴う賃金上昇といったオーナーの悩みに応える狙いがあります。
離れた場所からの接客を可能にするモニターも設置しました。深夜帯にレジに立つ従業員の負担を軽減する効果を期待。自動で走行するロボットを使って店舗から顧客宅に配送するサービスも一部地域で実証実験しており、今後、一般的な立地・商圏およびレイアウトの既存店にも拡大することを見据え、住宅立地に位置する通常レイアウトの店舗でもテストを実施するとしています。

SNS上の受け止め
セブンが店舗業務の省人化を推進するためロボットやアバターを試験導入したという発表に対し、SNS上ではコメントが相次いでいます。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは以下のように分類されました。
主な「ネガティブ」な声(45%)
「万引き増えない?」
「ある一定種の万引き増加・溜まり場確定」
「こんな事をするよりも先にやる事があるだろうに…」
「セブンイレブンのロボット導入は、人手不足という病に対する対症療法でしかない。本来問われるべきは、24時間営業というモデルの持続可能性そのものよ」
「実用されたらまたFC店舗に高額で導入させるんだろうなぁ。そして無人精算導入後、万引き被害は増えるだろうな」
「セルフレジでいいじゃん…」
「ロボの使い方について人間が質問を受ける愚かな未来が見える」
主な「中立」の声(30%)
「あーこれかローソンでもやってなかったこれ?」
「この方式はセンターで人が対応してる筈だが」
主な「ポジティブ」な声(25%)
「また新たな取り組みが始まりそうですね!」
「いいんじゃないんでしょうか?」
「セブンがロボットによる試験導入で省人化を進めるのは効率化の面で大きな一歩ですね。業務負担の軽減や精度向上にもつながりそうで、今後の成果が楽しみです」
「こういうのが当たり前になる世の中が、もうそこまできていますね」
まとめ
今回の分析では、セブンが店舗業務の省人化を推進するためロボットやアバターを試験導入したという発表に対し、SNS上のコメントは賛否が分かれました。肯定的な意見としては、人手不足解消や業務効率化への期待がある一方、否定的な意見としては万引き増加の懸念や、人間との温かい関わりが失われることへの不安があります。24時間営業というビジネスモデルの持続可能性を問う意見も見られたほか、セルフレジで十分という実用性への疑問や、FCオーナーへの新たな負担を懸念する声もありました。
ライターコメント
今回の実験風景に、近未来のコンビニの姿を見たような気がします。ただ、省人化が進めば進むほど万引きも増えるでしょうから、その対策含め、どう解決策を見出すのか。セブンの知恵の見せ所となりそうです。