女優の今田美桜さん(28)がヒロイン柳井のぶを演じるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~土曜前8・0)の第119回が11日、放送され、「月刊くじら」の元編集長・東海林明(津田健次郎さん)の去り際が注目を集め、第120回(12日)以降の展開に多くの視聴者が不安を募らせています。
「アンパンマンによろしゅうにゃ」
東海林が突然高知から上京し、柳井家を訪問しました。すでに高知新報を退職したという東海林は暇を持て余していたため東京に足を運んだと説明。嵩(北村匠海さん)の作品をすべて見ていると語り、その活躍をうれしそうに話しました。
そしてのぶがたてたお茶を飲みながら、東海林は以前、雑誌で見たという「アンパンマン」に触れ、嵩がなぜこのようなヒーローを描いたのかと投げかけました。のぶは自分なりに感じたことを東海林に伝えました。
その後、東海林は新幹線の時間があると言って足早に玄関に向かいました。のぶは駅まで送るといいますが、東海林は「構わんき。気ぃ遣わんでえい。アンパンマンによろしゅうにゃ」と昔のような調子で断り、「ほいたらなぁ~」と軽く手を振ってヨタヨタと帰っていきました。
SNS上の反応
第119回の放送での東海林の去り際について、SNSではコメントが相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは以下のように分類されました。
主な「感動・共感」の声(62%)
「はかなさと一瞬の力強さを感じた」
「入社試験の話と還暦近くなった今の着地点を結んだ構成に涙」
「久々の登場に歓喜」
主な「物語考察」の声(28%)
「残るはアンパンマンのキャラクターの誕生だけ」
「アンパンマンに足りないもののヒントになるのか」
「これが最後のような予感がしてならない」
主な「演技称賛」の声(10%)
「ホントいい味だしている」
「久々の再開シーンが実に自然」
「ストーリーがぐっと引き締まった」
まとめ
今回の分析では、第119回の放送での東海林の去り際について「最終回までいなくならないでほしい」と願う声が寄せられました。
ライターコメント
東海林が年老いた姿で上京し、自分の伝えたいことだけ言ってヨタヨタと帰っていく姿に、多くの視聴者が反応。Xではこの日「東海林さん」がトレンドに入り、「元気でいてほしい」「きょうで最後か」と心配する声が相次ぎました。
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