Tポイントと統合した新たなVポイントの開始を知らせるサイト=2023年6月13日夜

三井住友カード、「Vポイント」運営会社買収にネット上の受け止めは?

By - emogram編集部
ポジ・ネガ

三井住友フィナンシャルグループ(FG)傘下の三井住友カードは3日、共通ポイント「Vポイント」の運営企業を2026年3月の完了を目指して買収すると発表しました。個人向けのポイントを使ったサービスを強化する狙いがあります。

CCC傘下のCCCMKホールディングス

子会社化するのはTSUTAYA(ツタヤ)などを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)傘下のCCCMKホールディングス(横浜市)。子会社化後は社名をVポイントマーケティングに変更します。

三井住友FG傘下の各社が持つ決済や購買に関する情報を組み合わせることで、顧客一人一人に合ったクーポンや広告を配信することなどを検討しています。

SNS上の反応

三井住友カードが、「Vポイント」を運営するCCCMKホールディングスを買収するという発表に対して、SNS上ではコメントが相次いでいます。

emogram編集部では、この話題に対するSNS上のコメントを独自に分析しました。

分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。

主な「混乱・戸惑い」の声(35%)

「ポイントカード変わりすぎてよくわからなくなってしまった なにやら外観はTポイントカードに似ている気もするんだけど‥」

「話違うけどずっとTポイントで来ただけにこのVポイントって名前違和感感じるわぁ🙄 私だけなんかな… 未だに慣れない」

「他社のポイントもそうだけど 色々改変があってよく分からなくなってきた」

「もしかしてTポイント→Vポイント→Mポイントに…!?」

「ポイント多すぎて効率悪すぎる」

主な「中立的・事実確認」の声(25%)

「ポイントサービスの再編が進んでるね 利用者への影響も気になるところ」

「いくらで」

「Vポイント忘れてたな。久々にみたらずいぶん貯まってた」

「ポイントまで転売時代か」

主な「肯定的」の声(20%)

「だろうなとは思ってた 自分は全てのポイントをVに集約させたから、大きくなるなら歓迎」

「ええ合併やと思うで」

「great」

主な「否定的」な声(15%)

「OliveもVポイントも興味なし」

「使えないポイントつかない店には行かなくなるだけ」

「自由経済だからと言って国内でパイの取り合いやってないで、海外に出て行けばよかった・・・という業界多々あるのに、まだわかってない」

主な「提案・要望」の声(5%)

「それより、またVポイントをPayPayポイントに変えられるようにしてほしい」

「政府主導で2、3に統合すべき」

まとめ

今回の分析では、三井住友カードが、「Vポイント」を運営するCCCMKホールディングスを買収するという発表に対して、ポイント集約を歓迎する声もある一方、ポイントサービスの多様化に対し「多すぎて効率が悪い」「統合すべき」という意見も出ています。また、自分が主に利用しているポイントサービスについて言及するコメントも複数見られました。

ライターコメント

現在のVポイントは、三井住友の旧VポイントとCCCの旧Tポイントを統合して発足。このためアプリが2つあり、買収後は1つにまとめます。Vポイントアプリと三井住友FGの個人向けアプリ「オリーブ」との連携も強化する方針としています。統合で利便性が高まるならありがたい選択ですね。今後に期待です。

>三井住友FGがソフトバンクと連携、オリーブとPayPay接続で利便性向上も賛否は拮抗!?

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