サブスクリプションサービスが普及したおかげで、いつでも好きな時に映画を楽しめる時代になりました。
観たかった作品をすぐ再生できる便利さは、映画好きにとってまさに理想的な環境です。
とはいえ、作品を選んでいるうちに時間が過ぎてしまい、気づけば何も観ないまま夜が終わったという経験はありませんか?
今回は、多くの人が「あるある!」と共感した「映画を選んでいるうちに見られなくなる現象」をめぐる話題に関する投稿を紹介します。
映画を選べない〝あの時間〟を切り取った投稿が話題に
ある日、サブスクで映画を観ようと作品一覧を眺めていた「音がする‼️(@oto_1235810)」さんが、ふと感じた違和感をX(旧ツイッター)に投稿しました。
暇だし見たかった映画たくさんあるはずなのにサブスクのラインナップ眺めては「見たいけど今じゃないんだよな…」って虚無な時間を過ごす現象に名前をください
— 音がする‼️ (@oto_1235810) May 18, 2024
誰もが一度は経験したことのある瞬間を捉えたこの一言に、多くの人が共感。「わかる」「まさにそれ」といった共感の声が次々と寄せられました。
観ることよりも〝選ぶこと〟に時間を使ってしまうのは、便利な時代に生きる私たちが抱える小さなジレンマなのかもしれません。
「自分だけじゃなかった!」 SNSでも共感の声続々
映画を観たい気持ちはあるのに、なぜか再生ボタンを押せないという感覚は、多くの人に共通する小さな「あるある」のようです。
emogram編集部では、この投稿に寄せられたSNS上のコメントを独自に分析。内容は主に以下の3つに分類されました。

主な「選択肢が多くて決められない」のコメント(40%)
「それは『選択の過多(choice overload)』と呼ばれる現象です」
「ジャムの法則に近いかも」
「サブスクのおすすめ、もう少し厳選してほしい」
「選んでる時間で何本か見れた…までがセット」
「映画ってエネルギー使うから、つい後回しにしちゃう」
主な「観る時間を無駄にしたくない心理」のコメント(35%)
「これで本当にいいのかって考えちゃう」
「1時間45分あると今度にしようになる」
「『今じゃないなんか違う』で、結局何も観てない」
「気分に合う映画をAIが選んでくれたらいいのに」
「いや、見れたじゃんってなる笑」
主な「いつでも見られると思うと先延ばしにしてしまう」のコメント(25%)
「いつでも観られると思うと、今観なくていいやってなる」
「ネトフリでそうしてるうちに配信終了してた」
「今見なくてもいいが積み重なって結局見ない」
まとめ
便利になったはずのサブスク環境ですが、思いのほか選べないもどかしさを感じる人も多いようです。この投稿は、そんな現代的な悩みに共感する人々の心をとらえました。
コメントのなかには、「慢性疲労じゃないかな…」と投稿者を気づかう声のほか、「何か観たいけど、どれも違うんだよな〜って結局X開いちゃう」といったリアルなつぶやきも見られました。
ライターコメント
正直、この投稿を見た瞬間に「これ、私のことだ!」と深くうなずいてしまいました。観たい映画は山ほどあるのに、いざ再生しようとすると〝今じゃない〟気がして結局観ないまま終わる夜。私も何度経験したかわかりません。でもそれだけ、映画をちゃんと味わいたい気持ちがあるということなんですよね。今度は悩む前に、思い切って再生ボタンを押してみようと思いました。












