木が醸す深い風合い 現役で動き続けるエスカレーターに「美しい」「時を超えてる」

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喜怒哀楽

一見すると、どこにでもあるようなエスカレーターの写真。

しかしよく見てみると、見慣れないような不思議な風合いが…?

X(旧ツイッター)に投稿された一枚の写真が衝撃を呼び、多くの人の関心を集めました。

実は美しい木製エスカレーターだった!

話題となったのは、片岡一郎(@katsudobenshi)さんによるポスト。

「現存する中では世界最古のエスカレーター(1902年製)とのこと。いまだ現役」

添えられた写真には、年季の入った木製の手すりとステップが映っています。

側面のカーブや深みのある木目模様、そして堂々としたたたずまいです。

美術館に展示されていてもおかしくない造形美ですが、このエスカレーターは今も実際に稼働中とのこと。人々を階上へと運び続けているのです。

サビかと思ったら木、古びているように見えて、しっかり現役。

そのギャップと完成度の高さに、多くのユーザーが驚きと称賛の声を寄せています。

SNS上の感情

この投稿は、見る人それぞれの〝感性〟に触れたようで、画像を見た瞬間に「汚れてる?」と思った人もいれば、手すりの美しさに目を奪われた人もいたようです。

また、現在のエスカレーターと形状が同じことから、当時の技術に感心する声まで、さまざまな角度からのコメントが集まりました。

ここからは、実際に寄せられたコメントを反応の種類別に見ていきましょう。

主な「木製であることへの驚き」に関するコメント(28%)

「きったね!!と思ったら木製で変な声出た」
「恐ろしいほど錆びてるのかと思ったら木製なんかすげ」
「木製!?すげぇ!!」

主な「技術の完成度・歴史への驚き」に関するコメント(25%)

「今のエスカレーターとあまり形変わらないせいでぱっと見じゃ古さを感じれない」
「120年前からエスカレーターって変わらないと思うと2140年にも同じものが存在してると思うと不思議な気持ちになりますね」
「明治時代にエスカレーターがあった事自体衝撃だわ」

主な「場所や情報への疑問」に関するコメント(22%)

「ニューヨークのメイシーズですか?」
「どこにあるの?乗ってみたい♫」
「トイザらスってアメリカにもあんの?」

主な「デザインや見た目への賞賛」に関するコメント(15%)

「カッコウイイ!!木製、温かみ有っていいね☺」
「はじめてエスカレーターをカッコいいと思った」
「綺麗な虎斑が沢山ありますね!多分オーク材でしょう」

主な「耐久性への感嘆」に関するコメント(10%)

「昔のものってどうしてこんなに丈夫なんでしょう」
「明治時代の大先輩がここに現役バリバリ」
「記念艦三笠と同い年か(;´Д`)」

まとめ

技術が進化していないということではなく、〝当時すでに完成されていた〟ということなのかもしれません。

今回の投稿が多くの人の心を掴んだのは、ギャップと美しさ、そして今なお動いているという事実です。

過去の技術と現代の感性がつながった瞬間、人は思わず感動してしまうでしょう。

ライターコメント

最初は「ちょっと古めのエスカレーター?」と思って見ていたら、木製と知って驚きました。写真からでも質感が伝わるほど丁寧に作られていて、〝100年選手〟が今も働いていることに胸が熱くなります。私たちが普段見過ごしているものの中にも、このような「時を超えた美」が潜んでいるかもしれませんね。

 

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