2027年度前期NHK連続テレビ小説「巡るスワン」のヒロインに選ばれた女優、森田望智さん=東京・渋谷(撮影・山戸英州)

【祝】2027年春NHK朝ドラは「巡るスワン」、主演は「全裸監督」のブレーク女優 SNS「演技が上手い女優さん」

By - emogram編集部
新着

NHKは21日、2027年度前期の連続テレビ小説「巡(まわ)るスワン」のヒロイン(主演)を女優、森田望智さん(29)が務めると発表しました。

第116作となる朝ドラの脚本は2023年の「ブラッシュアップライフ」や2025年の「ホットスポット」(ともに日本テレビ)などの作品で知られるバカリズムさん(49)が務めます。

長野県の架空都市が舞台

長野県にある架空の都市「佐和市」で生まれ育った女性が主人公。元々「将来は地元で公務員になりたい」くらいの気持ちでしたが、大学生の頃たまたま再放送されていた刑事ドラマを見て「自分も犯人を逮捕してみたい」と思い、警察官を志します。

現在は、県警佐和警察署の生活安全課の巡査長として働く主人公。社会人としてごく普通の常識と倫理観を持ち業務をこなし、休日には地元の友人とランチや買い物に行き、たまに愚痴をこぼしたりしながらストレスを発散する、どこにでもいそうな20代後半の女性を森田さんが演じます。

「なくてはならない作品になれば」

森田さんは、同日、東京・渋谷の同局で行われた会見で「バトンを受け取り光栄。日常に溶け込む朝ドラになると思う。ルーチンの中に、なくてはならない作品になれば」と意気込みました。

森田望智

1996年9月13日生まれ、神奈川県出身の29歳。Netflixシリーズ「全裸監督」シリーズに抜てきされてブレーク。朝ドラ出演は3度目で、「おかえりモネ」(2021年)にヒロインの同僚、野坂碧役で出演。「虎に翼」(2024年)でも、ヒロインの親友で義姉の猪爪花江役を好演した。

バカリズム

1975年11月28日生まれ、福岡県出身の49歳。芸人として数々のテレビ番組で活躍するなか、2014年「素敵な選TAXI」で連続ドラマの脚本を初めて執筆。以降、ドラマや映画の脚本で多くの話題作を生み出す。日常の一コマを切り取ったような自然な会話劇と、本音と建て前が見え隠れする登場人物の姿が笑いと共感を生み同時に巧妙に組み立てられた構成が多くの視聴者を魅了している。「架空OL日記」で向田邦子賞、「ブラッシュアップライフ」で東京ドラマアウォード脚本賞や橋田賞、「ホットスポット」で放送文化基金賞脚本賞、など受賞多数。NHKのドラマは初めての執筆。

SNS上の感情

2027年度前期の連続テレビ小説「巡るスワン」で森田望智さんがヒロイン、脚本をバカリズムさんが務めることに決まったというニュースに対し、SNS上では数多くのコメントが寄せられています。

emogram編集部では、このニュースに対して寄せられたSNS上のコメントを独自に分析しました。

分析の結果、コメントは以下のように分類されました。

主な「期待・肯定的」な声(65%)

「バカリズム朝ドラきたーーー!!!しかも望智ちゃんヒロインとか最強すぎる…」

「バカリズムさんの脚本好きです」

「黒木香さん役を受けた時は、腹が据わってる女優さんだなと思ってました。ついに朝ドラ女優。おめでとうございます!」

「凄いね~、バカリズムさん。ついに脚本家のてっぺんまで行ってしまった」

「バカリズム脚本の作品は、ぼーっと見るに限る。ぼーっと見て、掛け合いを楽しむ」

主な「 疑問・懸念」の声(25%)

「朝ドラでオリジナル現代ものはヒット作が少ない(オブラートに包みました)ので、今のところは不安が大きいです」

「バカリズムの脚本が視聴者層(特に高齢者層)に響くのか気になります」

「朝ドラは、日々の楽しみ、励みになるので、良作品を望みはするのですが、自分は警察ものは苦手で見ないので、スルーします」

「公共放送だからとバカリらしさを蓋してしまうとつまらないので思いっきり開放して欲しい」

「流行りの作家を起用するけど失敗するのは朝ドラでよくあること」

主な「中立・情報共有」の声(10%)

「森田望智は『おかえりモネ』と『虎に翼』に続き3度目の朝ドラ出演だね」

「もう再来年の前期朝ドラが決まってるんだ!早いな〜と改めてサイクルの早さを実感します」

「この女優さんの名前をこれでみさとと読むんだとちょっと驚きました」

「演技が上手い女優さんですよね」

まとめ

今回の分析では、2027年度前期の連続テレビ小説「巡るスワン」で森田望智さんがヒロイン、脚本をバカリズムさんが務めることに決まったというニュースに対し、多くの人が期待を寄せる一方、一部には現代ものよりも時代ものの方が朝ドラらしいという意見のほか、バカリズム脚本が朝ドラという枠組みの中でどこまで持ち味を発揮できるか心配する声も見られました。

ライターコメント

バカリズム×朝ドラでどんな化学反応を起こすのでしょうか。2027年の放送開始を楽しみに待ちたいと思います。

>【第40話】NHK朝ドラ「ばけばけ」トキ(高石あかり)とヘブンの心温まる交流に「言葉は通じなくても思いやりは伝わる」

Related Article