俳優、松坂桃李さん(36)が2027年のNHK大河ドラマ「逆賊の幕臣」に主演することが3月3日、発表されました。勝海舟のライバルでもあった主人公、小栗忠順(小栗上野介忠順)を演じます。
主人公の小栗忠順は幕末期に活躍した幕臣で、軍制改革や近代的工場建設など日本の近代化を推進。2021年の大河ドラマ「青天を衝け」では、武田真治さん(52)が演じました。
SNSでは「取り上げられて嬉しい」「幕府側から見た幕末大河は、新鮮で面白い」などと喜びの声が上がり、23年の大河ドラマ「どうする家康」などで時代考証を務めた歴史学者、平山優さんもXで「敗者に目を向けるようになったのは喜ばしいですね。彼が、どのように描かれるか楽しみだ」と期待感をつづった。
小栗には徳川埋蔵金伝説の首謀者という説もあります。ユーザーから「再び徳川埋蔵金ブーム到来やもしれませぬな」という声が寄せられると、平山さんは「唯一の懸念は、それですね。徳川埋蔵金なんかあるわけないのに」と記しました。
