厳しい寒さが続く中、神奈川県小田原市の老舗「山上(やまじょう)蒲鉾店」の公式X「山上蒲鉾店|小田原蒲鉾の職人集団」(@yamajoukamaboko)が投稿した写真が、多くの人の心を和ませています。
かまぼこ板の上に雪をちょこんと乗せ、かまぼこに見立てています。

おいしそうな「雪のかまぼこ」
まるで本物のかまぼこのような雪遊び。この風流な投稿には、「美味しそう」「風情がある」と多くの反響が寄せられました。
それに対して、公式Xでは「本物の蒲鉾は、工場の二階で料理になっています。カレーとかプリンとか。海を見ながら、どうぞ」と投稿。

「かまぼこ屋さんなのに、カレーやプリン?」と疑問を抱いたので、取材をお願いしました。
肉団子の代わりに「練り物」? こだわりのコフタカレー
広報担当の上村尚平さんに伺うと、雪の日は工場の周りも一面の銀世界だったそう。
「お店の裏に工場があり、その二階は海を望むレストランになっています。そこでの看板メニューの一つが『コフタカレー』です」

コフタカレーとは、本来は肉団子を使ったインドのおもてなし料理。しかし、そこは老舗の蒲鉾店。なんと、肉団子の代わりに「魚の練り物」を使っているのです。魚の旨みが凝縮された練り物とスパイシーなカレーの融合は、まさに専門店ならではの味わいです。
さらに気になるのが「プリン」です。こちらの正体は、その名も『小田原伊達巻プリン』。
「伊達巻の『み』(材料)と、プリンの材料を合わせて作っています(上村さん)」
お正月の定番である伊達巻のしっとりとした質感と甘みが、プリンの濃厚なコクと重なり合う唯一無二のスイーツ。工場の2階で、小田原の海を眺めながらいただくその味は、旅の思い出をより深いものにしてくれそうです。
ライターコメント
最近、魚の練り物をたっぷり入れた「つみれ鍋」にハマってよく作っているのですが、カレーに練り物を入れるという発想にはびっくりしました。お肉の代わりに魚の練り物を使うコフタカレー、ヘルシーで体にも良さそうですよね。近いうちにぜひ食べに行ってみたいと思います。
<ライタープロフィル>ゆんち
2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。
現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。












