すかいらーくホールディングスが、卵を使用した商品を4月17日から値上げしました。
ファミリーレストラン「ガスト」は、鉄板目玉ハンバーグや豚チゲグランドメニューなど15品、モーニングメニュー14品を税込み10円値上げしました。中華レストラン「バーミヤン」もチャーハンや味玉バーミヤンラーメンはじめグランドメニュー14品を10円~20円引き上げました。
鶏卵価格の高騰が続く中、コスト削減が追いつかず、やむを得ず価格に転嫁することにしたといいます。
今年に入っても外食産業での値上げの波がやみません。
牛丼チェーンで先行
すき家は3月12日に牛丼メニュー各種を3月18日から20円~50円値上げすると発表。並盛は450円から480円と6.6%、大盛は650円から680円と4.6%も引き上がりました。
これに続き、吉野家も4月7日、コメや牛肉価格などの原材料価格高騰に伴い、牛丼各種商品を4月10日から値上げすると発表しました。各種丼商品の「並盛」と「アタマの大盛」「大盛」は40円、「特盛」と「超特盛」は60円、「定食」は70円それぞれ値上がりしました。
バーガーチェーンも
ハンバーガーチェーンでも値上げの動きが相次いでいます。
日本マクドナルドは全体の約4割に当たるメニューの店頭価格を3月12日から10~30円値上げしました。値上げは2022年から4年連続。
「ハンバーガー」単品の価格は170円から190円、「チーズバーガー」は200円から220円、「ダブルチーズバーガー」は430円から450円にそれぞれ値上がりしました。炭酸ドリンク、マックシェイクなども値上げとなりました。
「モスバーガー」を展開するモスフードサービスも3月19日から、主力の「モスバーガー」など全商品の半数にあたる44品を19日から10~30円値上げしました。
このほか、ハンバーガーチェーン「バーガーキング」を運営するビーケージャパンホールディングスは4月14日、一部商品の価格を4月18日に値上げすると発表。あわせて容量変更による実質値上げも実施しました。
全てのハンバーガーセットの「フレンチフライ」をMサイズからSサイズに見直したほか、サイドメニューのフレンチフライ各サイズを10円~100円値上げ。セットのサイドメニューの変更も20円~50円引き上げました。
相次ぐ外食メニューの値上げは財布の痛手となりそうです。