国内有数のレッサーパンダの飼育数を誇る福井県の鯖江市西山動物園で、6月15日、レッサーパンダの「たいよう」くんが13歳のお誕生日を迎えました。当日は休園日だったため、直前の日曜日に一足早い「バースデーランチ」が開催され、多くのファンからお祝いをしてもらったたいようくん。公式Xでも「見た目はワイルドなイケパンだけど、女の子には優しい(弱い?)」とそのギャップが紹介されていましたが、飼育員の中嶋公志さんのお話からは、想像以上の「紳士」な素顔が見えてきました。
イケパン顔なのに「中身はぜんぜんワイルドじゃない」
たいようくんの魅力は、なんといってもそのキリッとした「顔立ち」と、実際の「性格」のギャップです。中嶋さんは、たいようくんの日常の様子をこのように明かしてくれました。
中嶋さん:「たいようくんは、オスらしい鋭い顔つきをしていて、見方によってはちょっと怒っているようにも見えますよね。でも、実際の性格は全然違うんですよ。とにかく、とっても物腰が低いんです。特にメスに対してはものすごく腰が低くて、弱くて、絶対に逆らわない。こんなワイルドな見た目をしているのに、中身は全然ワイルドじゃないんです」
見た目は眼光鋭い「イケパンワイルド顔」なのに、実はメスを前にすると「どうぞどうぞ…」とタジタジになってしまう、そんな愛すべきキャラクターなのだそう。このギャップが、たいようくんが多くのファンや飼育員から愛される理由のようです。
日曜日にバースデーランチ!さらに増したイケパン度
日曜日に開催されたバースデーランチでは、リンゴやニンジンで彩られた特製メニューが振る舞われました。公式Xには、たいようくんがいつものワイルドな顔でおいしそうに食べる様子の動画も投稿されました。
鯖江市西山動物園公式Xより
確かにこの動画をよーく観察すると、たいようくんは顔はワイルドなのですが、しぐさがぜんぜんワイルドじゃないですね…。腰が低いという中嶋さんの話にも納得です。
また、公式Xには多くのファンからお祝いのコメントも寄せられていました。
「たいようくんお誕生日おめでとう!サマーカットも似合っててイケパン増してます!」
「心尽くしのお祝いりんご&にんじんですね。これからも元気いっぱいで健康に過ごしてね」
ちなみにたいようくんには「ピースケ」くんという息子もおり、次世代へもしっかりと「イケパンぶり」を繋いでいます。シニア期と呼ばれる年齢に入っても、元気に動き回り、メスには相変わらず優しいたいようくん。これからもその唯一無二のギャップで、たくさんの来園者を楽しませてくれそうです。

ライターコメント
まだ実物には会ったことがないのですが、動画で見る鋭い目力と、中嶋さんが明かす「メスには絶対逆らわない」というエピソードのギャップに、すっかりファンになってしまいました。西山動物園を代表するワイルドなイケパンが、現地でどんな低姿勢を見せてくれるのか…これは新たなムーブメントの予感です。近々、絶対に西山動物園へ確かめに行きたいと思います。
<ライタープロフィル>ゆんち
2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。
現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。
西山動物園・関連記事
「まるで女優さんのようだった」天国へ旅立ったレッサーパンダ「ミンファ」の気品と素顔 来園当初から見守った西山動物園の飼育員が語る思い出






