アルピニスト・野口健さん(51)が4月28日、Xを更新。大阪・関西万博に出展を予定しているネパール館が、建設業者に費用が支払われず工事が中断していることに見解をつづりました。
野口さんはネパール政府の未払い問題に言及したネット記事を引用した上で、「このネパール政府の対応は世界に対し国家の恥を晒すもの。日本の業者も例え相手が政府でも異国。性善説が通用しない事がある」と指摘しました。
続けて「しかし、ネパール大使館の対応はどうしたものか。説明責任を果たすべき」と意見したうえで「日本には多くのネパール人が滞在している。真面目に勉強したり働いているネパール人を何人も知っている。一生懸命、日本社会に馴染んでいこうと誠実に生きている。ネパール政府や大使館の対応は日本で真面目に生きているネパール人の努力に泥水をかけるようなもの」と苦言を呈しました。
また「いつもネパールの味方でありたいと思ってきましたが、これに関しては極めて残念。というか、あまりに情けない」と嘆きました。