ファミリーマートは、食品ロス削減につながる取り組みとして、塩サバの切り身の端材(切れ端)を使用したおむすび「直巻 焼さば」、サーモンの切り身の端材を使用した「サーモン三昧丼」をそれぞれ5月6日に発売しました。
「直巻 焼さば」は北海道・九州を除く全国のファミリーマート約1万4500店で販売中で、価格は税込み165円。「サーモン三昧丼」は関東・甲信越と静岡県の一部のファミリーマート約6100店で販売しており、価格は税込み598円です。
規格外食材の有効活用で食品ロス削減へ
ファミリーマートでは、食材の有効活用や食品ロス削減などの観点から、おいしさには問題がないにもかかわらず形、サイズ、商品仕様といったさまざまな理由で規格外となったり、捨てられたりしていた食材の有効活用に積極的に取り組んでいるそうです。
サバの旨味をふっくらごはんで
ファミリーマートによると、サバの端材を有効活用した商品の発売は今回が初めてといいます。
「直巻 焼さば」は、ファミリーマートの幕の内弁当で使用する塩サバの切り身を加工する際に出る端材をほぐし身として使用。だし醤油と昆布のうま味を効かせたごはんに合う味付けで、サバの脂の旨味を楽しめる出来に仕上げたとしています。
お米は、もちもちした食感と上品な甘味が特徴の「コシヒカリ」と、旨み・甘み・粘りのバランスがいい「ひとめぼれ」を最適な比率でブレンド。それぞれのお米のおいしさを、炊き上がりのふっくらとした食感とともに感じることができるといいます。

大好評につき再発売
サーモンの端材を使用した「サーモン三昧丼」は、これまでも定期的に販売している大好評の商品だそうです。
「サーモン三昧丼」は、ファミリーマートの寿司などに使用されるサーモンを工場でスライスする際に出る端材を、原料の一部として使用した海鮮丼。銀鮭スライス、銀鮭切り落とし、ハラス切り落とし、鮭トロ、漬けサーモンからなり、それぞれの食感の違いや味わいを存分に堪能できるとしています。

サステナブルなだけでなく、おいしさも追求した「おむすび」と「丼ぶり」をぜひお近くのファミマでチェックしてみてください。