『坂下良酒倉庫』の店構え(東京都新宿区神楽坂)
「坂下良酒倉庫」の店構え(東京都新宿区神楽坂)

飯田橋の路地裏で見つけた『坂下良酒倉庫』の気の利いたアテと美酒

By - ハツ
インフルエンサー

東京・神楽坂へと続く坂のふもと、飯田橋の駅周辺はいつ歩いてもワクワクする活気がありますよね。オフィス街とどこか懐かしい花街の風情が交差するこのエリア、実は呑兵衛を惹きつけてやまない名店の宝庫なんです。

そんなメイン通りからほんの少し脇道に入った路地裏に、日本酒好きなら間違いなくテンションが上がる『坂下良酒倉庫』があります。大通りから角をひとつ曲がるだけでふっと静かになって、隠れ家を見つけたような気分の良さに包まれます。

「坂下良酒倉庫」の店内の様子(東京都新宿区神楽坂)
『坂下良酒倉庫』の店内の様子(東京都新宿区神楽坂)

見てるだけで楽しいカウンター空間

店内に入ると、四角いカウンターを中心にした開放感たっぷりのフロアが広がっています。何より目を引くのが、お店のど真ん中にドカンと構えるガラス張りの大きな日本酒冷蔵庫。中には全国各地から選び抜かれた一升瓶がぎっしり並んでいて、その数なんと約70種類!

嬉しいのが、日本酒が60ml(三分の一合)、90ml、180mlから選べること。特に60mlサイズがあるのはありがたいですよね。「いろんな種類を少しずつ飲み比べたい」「まだ自分の好みがよく分からない」という方でも気軽に試せますし、もちろん珍しい地酒をあれこれ掘り下げたい玄人さんにもぴったりです。

グラスには細やかなこだわりがある
グラスには細やかなこだわりがある

さらにグッときたのが、グラスへの細やかなこだわり。木村硝子の薄張りグラスをベースにしつつ、お酒のタイプや温度に合わせて錫の器や色鮮やかな津軽びいどろに変えて出してくれるんです。繊細な生酒は口当たりの薄いグラスで香りを立たせ、どっしりしたお酒は手のひらに馴染む器で。器が変わるだけで味わいの表情がガラリと変わる面白さを、しっかり体感させてくれます。

お酒が進みすぎるアテの数々

席に着いてまず登場したお通しに、いきなり心を掴まれました。運ばれてきたのは、なんと温かいきのこのポタージュ。

アテは温かいきのこのポタージュから
アテは温かいきのこのポタージュから

「お酒を飲む前に胃をじんわり温めてね」というお店の優しい気配りが沁みますよね。ひと口すすると、数種類のきのこの旨味と香ばしさがギュッと凝縮されていて、クリーミーなのに重たくない絶妙なバランス。

続いて頼んだのは、迷ったらこれ!な「おつまみ6種盛り合わせ」。ひとり飲みでも色々食べられて嬉しい、ちょうどいいボリューム感です。お皿の上には、旬のシャインマスカットの白和え風、出汁が中までしっかり染み込んだごぼう、ごま油が香ばしいシャキシャキのもやしナムルなど、食感も味付けもバラエティ豊かなアテがずらり。

おつまみ6種盛り合わせ
おつまみ6種盛り合わせ

また寄り道したくなる

「坂下良酒倉庫」が愛されている理由って、ただお酒の種類が多いからだけじゃないんですよね。

60mlという気軽なサイズがあるからこそ「次はどれにしよう?」と冒険する楽しさがあるし、お酒の個性を引き出す器や、素材に誠実なアテがその体験をぐっと支えてくれています。日本酒をただ飲むだけじゃなく、料理と一緒に味わう楽しさをまるごと届けてくれる場所だからこそ、ついつい長居したくなっちゃうわけです。

「坂下良酒倉庫」の店構え(東京都新宿区神楽坂)
『坂下良酒倉庫』の店構え(東京都新宿区神楽坂)

神楽坂あたりで飲んだあとに「最後にもう一杯だけ、いいお酒飲みたいな」なんて時の2軒目・3軒目にも使い勝手抜群。肩肘張らずに美味しい地酒を楽しみたい夜に、ぜひあの路地裏の扉を開けてみてくださいね。

年間600軒飲み歩くハツ「一度は訪れたい名店」(#140)

店舗情報:坂下良酒倉庫
住所 東京都新宿区神楽坂1-11 ふぁーぶる1 2F
営業時間 【月〜金】18:00 – 01:00
【土・祝】17:00 – 00:00(L.O. 祝日23:00)
定休日 日曜日(※月曜祝日の場合は日曜営業)
リンク 公式Instagramを見る →
【プロフィール】Hatsumi Itou(ハツ)
肩書き グルメハンター / 東京サロン主宰
実績 SNS総フォロワー23万人超。本当に美味しい店を厳選紹介。
テーマ グルメは最高のコミュニケーション
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