「英検」と聞けば、ああアレね、と思う方がほとんどではないでしょうか。
あれもこれも、とにかく日本には様々な資格試験があります。
医師や弁護士などの超難関試験から普通自動車運転免許など比較的取りやすいものも含めた国家資格、英検を始めとした受験資格や条件に規定がない民間資格の数々。
ここでは、国家資格と民間資格の2つに分けて、ちょっとニッチな資格を紹介してみたいと思います。あなたの興味がそのまま資格の取得に結び付くかもしれません。
■国家資格
・「全国通訳案内士」
外国語に関する唯一の国家資格がこの全国通訳案内士です。
受験資格は一切なし、海外からの旅行者に付き添い、外国語で日本を案内することを目的としています。
・「技能士」
「フラワー装飾技能士」、「婦人子供服製造技能士」、「パン製造技能士」などのユニークなものもある厚生労働省が認定し、各都道府県の職業能力開発協会が実施する133種類の「技能検定」に合格した者のことです。
技能検定とは働くうえで身につける、または必要とされる技能の習得レベルを評価する国家検定制度のことを言い、登竜門である3級は受験資格がないことがほとんどですので、技能検定の種類一覧を厚生労働省のHP内の
で確認できるので、自分の仕事がもしかしたら国家資格になるかもしれないので、チェックしてみると良いかもしれません。
■民間資格
・ことわざ検定
日本の伝統的な言語文化である「ことわざ」「慣用句」「四字熟語」を学び、その知識と技術を客観的に図るための検定試験です。
10級から1級までと幅広く級を設定しており、受検対象者の幅広さも特徴的です。
・ジュエリーコーディネーター
ジュエリー産業の健全な発展と消費者の利益に資することを目的に1997年に創設された資格です。3年毎に更新が必要な資格となります。
・天文宇宙検定
「天文学を愛する方すべて」というなんともロマン溢れる受験資格がまず特徴となるであろう「天文宇宙検定」は、各級の名称もロマンティックで、4級は「星博士ジュニア」、3級は「星空博士」、2級は「銀河博士」、1級は「天文宇宙博士」と称されるようです。
国家資格・民間資格関係なく、ありとあらゆる資格が存在する日本。
自分の興味のまま「こんなのあるかな…?」で調べてみると、実はこれも資格が取れるものだった!というものがあるかもしれません。