現在開催されている大阪・関西万博のバルト館から、万博公式キャラクターの「ミャクミャク」のぬいぐるみが誘拐(盗難)されたのは5月13日のことでした。
バルト館は「ラトビア」と「リトアニア」が共同で出展しているパビリオンで、防犯カメラには誘拐場面がバッチリ映っているようです。
誘拐した人に対し、日本推しラトビア人としてそのポストがXで話題になることも多い、現在バルト館でお仕事中のアルトゥルさん(@ArturGalata)は、ミャクミャクを返すよう促していますが、既にこのポストに対しては、たくさんのリプライがついています。
SNS上の感情
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
半数以上がネガティブな感情でしたが、ポジティブに分析された反応も読み解けば怒りをユーモアに変えた結果のようで…?
その内容を見てみましょう。
- 「喜」(約1割)
- 「怒」(約4.5割)
- 「哀」(約2.5割)
- 「楽」(約2割)
主な「怒哀」の声(約7割)
「 どうか被害届けを出してください」
「むしろ爆散しろとさえ思う」
「国際問題になる可能性もある」
「バルト館のミャク様は今どこで何をしているのだろう そう思うと辛い」
主な「喜楽」の声(約3割)
「水木しげる先生も『犯人に何か起きなければいいんですけどねぇ…フハッ』って仰ってた」
「沢山の方がミャクミャクを持ってきてくださってることは心温まる物語」
まとめ
今回の分析では、「怒り」の感情が最も強く表れており、犯人への怒りや非難が目立ちます。次いで多い「哀しみ」の感情は、ミャクミャクが戻ってこないことへの悲しみや心配が中心でした。一方、「喜楽」の感情を示すコメントも多くありましたが、ミャクミャクの「祟り」をユーモラスに表現した反応やミャクミャクへの愛着に関するものなどでした。
ライターコメント
そのフォルムから当初は困惑の対象となっていたミャクミャクでしたが、現在は、逆にそのフォルムも相まってか「ミャクミャク様」と敬称付きで呼ばれるようになっています。それもまた八百万(やおよろず)の神を祀る日本らしい動きですね。畏怖の対象となりつつあるミャクミャク様ですから、盗んだ人は、早急に返却し、謝罪してもらいたいと思います。
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