アルピニストの野口健さん(51)が29日、Xを更新。半袖姿の外国人登山者が救助要請したことに対し私見をつづりました。
野口さんは「【議論】半袖で『寒い…』富士山相次ぐ〝無謀登山〟にヘリ救助有料化案『有料化した場合、救助要請をためらうのでは…』」というネット記事を引用した上で、「少しは『ためらえって』話し。半袖で登って寒いからってヘリを要請するのは論外」とバッサリ切り捨てた。さらに「『知らんがな』もしくは『請求しますよ』で宜しいのでは」と見解を示しました。
その後の投稿で「個人的には『こんな輩、果たして助ける価値があるのか』と思わなくもない。半袖で寒いから助けてって『知らんがな!』の一言。どうしても助けてくれって言うなら『請求しますよ』で以上」とつづり、「というか、半袖で寒いなら遭難する前に自力で下山しろって話し。何を甘えているんだって。登る前に最低限、調べろって」と苦言を呈しました。
SNS上の感情
野口さんが半袖姿の外国人登山者が救助要請したことに対し私見をつづったことに対し、SNSでは投稿が相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
- 「喜楽」(約5割)
- 「怒哀」(約5割)
主な「喜楽」の声(約5割)
「入山料を支払ってもらい、その際に服装や携行品をチェックして不適切であれば帰ってもらう」
「有料化して、それを大々的に喧伝すれば、馬鹿なことをする人は減る」
「高額の救助料金を取ったほうが抑止力にもなる」
「無謀登山者の救助のために、本当に救助が必要な人が見捨てられるようなことがあってはならない」
「登山を甘く見て救助されている人も実際にいる」
主な「怒哀」の声(約5割)
「ルールを守れない人たちは十分な対応が得られなくても仕方がない」
「無謀登山者のせいで、たくさんの人たちに迷惑をかける」
「救助要請に対して厳し過ぎる基準を設定してしまうと、山の楽しみを奪うことになりかねない」
「富士山のヘリ救助有料化は絶対にそうすべき」
「冒険するならどうぞ。その代わり、命は保証しません。でよい」
まとめ
今回の分析では、野口さんが半袖姿の外国人登山者が救助要請したことに対し私見をつづった結果、「意見に賛成です」と評価する声がある一方、「あえて言うが、こういった著名登山家のコメントは一切役に立っていない」と指摘する意見もあり、賛否が真っ二つに分かれました。
ライターコメント
野口さんは「何で、このような浅はかな大馬鹿者の為にレスキュー隊員は命をかけ、また市民の皆さんの税金を浪費しなければならないのか。納税者は真剣に怒った方がいい」と怒りをつづりました。SNSでは「きちんとした人でも予想外の事故での救助要請もあるだろうから、山に登りたい人は登る前に登山保険に入るとかすればいい」と提案する投稿もありました。