女優の今田美桜さん(28)がヒロイン若松のぶを演じるNHK連続テレビ小説「あんぱん」の第81回が21日、放送され、上京する部下ののぶに、編集長の東海林明(津田健次郎さん)がかけたエールが「熱すぎる」「涙出た」などとSNSで早くも話題になりました。
第81回では、「ガード下の女王」こと婦人代議士、薪鉄子(戸田恵子さん)の手伝いをするため、上京するのぶが高知新報を退社することになりました。
出社最終日、編集部でのぶが片づけをしていると、東海林と同僚の柳井嵩(北村匠海さん)が出社。のぶの姿を見た東海林は「なんだまだおったがか」と嫌味っぽく切り出し、「代議士に引き抜かれたき、ここ辞めて東京に行くやって。えいご身分やにゃあ! 教師上がりのお前雇っちゃって雑誌作り一から教えちゃったのに、会社に少しでも恩返しできたがか!」とブチ切れました。
のぶが「いえ…」と答えると、「まだ半人前やからにゃあ! まお前みたいながはどこ行っても通用せんぞ!」とさらにのぶを追い込み、それを見ていた嵩が、最後なのだから快く送り出してあげましょうと話に割り込んだものの、のぶは「いえ、編集長のおっしゃる通りです。ほんとにすみません」と嵩を制止。
すると東海林は「えいか? これが世間や」と言い、いつもの優しい顔に戻りました。そして「世間は怖いぞ~。妬んだりひがんだりして、いろんなことを言われる。お前の志をへし折ろうとする奴もいる。そんな奴らに絶対負けるな」とのぶを鼓舞。最後に「負けるなよ」という言葉を送り、少しさびしそうな顔で部下を東京へと送り出しました。のぶは涙を流しながら、「はい…編集長、本当にありがとうございました」と頭を下げました。
SNS上の感情
第81回の放送で、上京する部下ののぶに、編集長の東海林がかけたエールに対し、SNSではコメントが相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「喜楽」の声(60%)
「東海林編集長の元で仕事してみたいな」
「頑張れ!とかじゃなくて、不器用ながらも応援してくれている」
「志を全うしてほしい」
「東海林編集長の優しすぎる言葉」
「期待と東海林さんの寂しさが感じられる」
主な「哀しみ」の声(40%)
「のぶちゃんへの東京での活躍を願う気持ちと東海林さんの寂しさ」
「東海林様ほんとはのぶを手放したくないはずなのに」
「しんみりするのが苦手な東海林さん」
まとめ
今回の分析では、上京する部下ののぶに、編集長の東海林がかけたエールに対し多くのコメントが寄せられ、東海林の優しさにぐっと来たという声やこんな上司の下で仕事をしてみたいというポジティブな意見が大部分を占めていました。
ライターコメント
津田さん、相変わらずのイケボかつ、イケオジぶり、流石の演技でした。SNSでは津田さんの演技について「編集長なりの花向けの言葉、涙が出ました」 「東海林、最初毒舌吐いたけどそれは自分が泣き出しそうだったから」といった講評があり、多くの人が感動している様子でした。
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