漫画家、小山宙哉さん(46)が描く「宇宙兄弟」コミックス第45巻が23日に発売されました。発売に合わせて帯広告で次巻で完結することが発表されました。次巻の発売日は未定ですが、2007年の連載スタートから18年の歴史に幕を下ろします。
2007年12月から連載開始
「宇宙兄弟」は2007年12月から「モーニング」(講談社)で連載がスタート。幼少時代、星空を眺めながら約束を交わした兄・六太と弟・日々人が主人公です。
2025年、弟は約束どおり宇宙飛行士となり、月面の第1次長期滞在クルーの一員となっていましたが兄・六太は会社をクビになり無職に。しかし弟からの1通のメールで、兄は再び宇宙を目指し始めるというストーリーです。
SNS上の感情
「宇宙兄弟」が完結することについて、SNSでは投稿が相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「喜び」の声(35%)
「この漫画に本当に救われた」
「関係者には感謝しかない」
「たくさんの感動をありがとう」
主な「楽しんだ」という声(35%)
「万人に安心しておススメできる作品」
「たくさん学ばせてもらいました」
「たくさん励ましてもらいました」
主な「怒哀」の声(30%)
「途中から無理やり話を引き延ばしてるようで楽しめなくなっていった」
「長く応援してきた作品が終わりを迎えるのはとてもさびしい」
「とうとう完結」
まとめ
今回の分析では、「宇宙兄弟」が完結することについて、「漫画だったのに現実の西暦が追いついてきた」「名言や教訓も響くものが多い作品」と指摘する声が寄せられました。
ライターコメント
「宇宙兄弟」は2011年に第56回小学館漫画賞(一般向け部門)、第35回講談社漫画賞(一般部門)をダブル受賞した大ヒット作品で、テレビアニメが2012年~2014年に放送されました。次巻での完結を記念して、漫画アプリ「マガジンポケット」(マガポケ)でも同作の配信がスタートしました。SNSでは「きちんと宇宙開発について調査していて、リアリティーがあって良かった」と評価する意見も見られました。