上條恒彦さん

歌手で俳優の上條恒彦さんが死去、SNS上の感情は

By - emogram編集部
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ヒット曲「出発(たびだち)の歌」やミュージカル「ラ・マンチャの男」などで知られる歌手で俳優、上條恒彦さんが7月22日、老衰のため長野県内の病院で亡くなったことが1日までに分かりました。85歳。葬儀・告別式は故人と家族の希望で、親族のみで執り行われました。

故人の遺志により、お別れの会は行わないとしています。

2024年6月の上演が最後の舞台に

上條さんにとっては、2024年6月に上演された「六月の雨~梅雨は嫌いですか?~」が最後の舞台となりました。同年12月には誤嚥性肺炎で入院。自力呼吸も難しく、3、4日間は危篤状態となりましたが、集中治療室で人工心肺装置の治療を受け回復しました。今年1月にはエンディングテーマ曲を歌った映画「シンペイ~歌こそすべて」の公開記念舞台あいさつに手紙を寄せていました。

SNS上の感情

歌手、俳優として活躍した上條さんの死去のニュースに対し、コメントが相次ぎました。

emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。

感情分析の結果は以下の通りです。

主な「悲しみ」の声(35%)

「また、私の知っている方が居なくなった。胸がポカーンとしてます…」

「出発(たびだち)の歌、昔のアニメ主題歌っぽくて好きでした」

「銀河の向こうへ…逝かれてしまった…御冥福を」

「やっぱり六文銭持って行くのかな。。」

「寂しい限りです。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。合掌」

主な「労う」声(25%)

「素敵な声と優しさ溢れる笑顔をありがとうございました」

「ありがとうございました。空の高みで、ごゆっくりお休みください…合掌…」

「旅立ちのうた、をもう一度聞きたいです」

「安らかに眠ってください」

「行ってらっしゃい。よい旅を」

主な「寂しさ」の声(20%)

「また、私の知っている方が居なくなった。胸がポカーンとしてます…」

「また昭和の偉大な歌手が逝かれてしまいました。寂しい限りです」

「寂しい。。。『寅次郎子守唄』での名演技、とても楽しませていただきました」

「上條さんと言えば木枯し紋次郎のテーマソング有名だけど…あれだけの声量ある人は貴重でした。。」

「あの生き生きとした歌う姿はもう映像でしか見られません…」

主な「懐かしみ」の声(20%)

「上條さん。ベタだけど、下條アトムさんとやったナショナルの電気毛布のコマーシャル好きでした」

「紅の豚のマンマユート・ボスの声が大好きでした。上篠さん今までありがとうございました」

「金八先生での服部先生に宇宙刑事シャリバンでの伊賀電の父親が印象に残っています」

「『誰かが風の中で』と『スペース1999のテーマ』のレコードは、今も持っていますし、良く歌いました…」

「私が思い起こす上条さんの歌はスペース1999のテーマ」

「下條さん、上條さんなんてCMがありましたね。ご冥福をお祈りします」

「『木枯し紋次郎』はまだ子供だったので後年にドラマと相まって『カッコいい声だなぁ』と思いました」

まとめ

今回の分析では、上條さんの死去のニュースに対し、上條さんの代表曲「誰かが風の中で」「出発の歌」などの楽曲や、ドラマ「3年B組金八先生」の服部先生役、ジブリ映画「紅の豚」のマンマユート・ボス役など多方面で活躍したことを惜しむ声が多く見られました。

ライターコメント

上條さんは長野県出身。上京して舞台芸術学院へ入学後、歌声喫茶をふりだしに歌手の道へ進み、フォークコンサートに出演。1969年に「雨よ降れ」でレコードデビューし、1971年11月の世界歌謡祭で「出発の歌」がグランプリに輝きました。1972年のフジテレビ系「木枯らし紋次郎」の主題歌「だれかが風の中で」も大ヒット。この頃から舞台やドラマ、映画の出演が増え、活動の場を広げました。歌手と俳優の両面で活躍しただけに、SNSでもその死去を悲しみ、労い、懐かしむ声にあふれていました。

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