大阪万博「ブラジル館」のおすすめポイントを体験リポート

By - emogram編集部・87
ライフ

2025年・大阪万博は、開幕から4か月以上が経過し、現在も大賑わいの真っただ中です。

お盆シーズンにお子様連れで楽しんできたご家族も多いのではないでしょうか?

万博をまだ訪問したことがない人にとっては、「小さい子供でも楽しめるの?」「子供も喜んでくれるの?」「混んでて並ばない?」「飽きないのかな?」などの不安を持つ方も多いかもしれません。

そこで今回は、筆者が以前、知人の子供(7歳)と人気パビリオンの一つ「ブラジル館」を巡った体験談について、写真とともにお届けしたいと思います。

GW中は比較的早く入れた「ブラジル館」

筆者が訪れたのはゴールデンウイーク真っ只中の5月上旬のことでした。この写真は、5月の青空に映える、「ブラジル館」の様子です。窓に描かれている「我々の存在の真意とは。」という言葉が目をひきます。列に並んでいる最中、この文字を見ていると「どんなパビリオンなんだろう」と館内の様子が気になってきて、自然と気分が高揚してきます。

ブラジル館を少し引きでも撮ってみました。行列はできていますが、他の人気パビリオンに比べれば、これでも空いている方です。

売店でブラジルコーヒーを買う筆者の傍らで、並んでいる列を眺める7歳児です。「これでも空いている方なんだから、ちょっと頑張りましょう!」と励ましちゃいました。

ちなみに、館内に飲食物の持ち込みできませんので、筆者は、並んでいる最中にコーヒーを飲み切りましたが、こちらのコーヒー、香りが深くてとってもおいしかったです。さすが、ブラジル館。

この日は大体15分くらいで、館内に入ることができました。

ブラジル館内に無事入館

ブラジル館では、パビリオン内の異なる部屋を移動しながら、「存在する」「異なる」「合流する」「消え去る」「再び存在する」という5つの章で構成されたストーリーを楽しむことができます。

館内はこんな感じです。

子供も、大人達と一緒に興味深々の様子です!

館内から、入り口を振り返った様子です。そう、この白いモニュメントは、空気で伸び縮みするのです。


人間同士がまぐわっています。これが空気の量によって、動いたりしぼんだりする様は、まさに「生命」を見せつけられているようで、こちら、ぜひ現地でご覧いただきたいところです。


パビリオン内と子供でも興味の持てる工夫の数々


ブラジル館内を興味の赴くまま、探索する子供。

中には、大人達に混ざって、ほかの子供たちの姿も。子供たちが飽きないようアニメ映像もあり、子供たちもちゃんと座って静かに見ていました。

こちらは、大人にとっても子供にとっても目を惹かれる映像でした。

こんな赤い部屋もありました。

「あれなに!?」と、ついつい指さしたくなる、子供でも興味のもてる見どころが満載。


大人達が神妙な面持ちで鑑賞するのに混ざる子供。みんな、それぞれの立場で「存在」について考えることができそうですね。

「あれ見て!動いてるよ!」と大興奮の様子の子供。


「わー!なんか、また動いた!」

明るくなってきた… 。生き返った?


よかったのかな…?なんだったんだろう、あれは。

そして、また明るい場所に戻ってきました。


また、ひょっとして生き返りそう!?


ほら、ほら、動いてるよ! わー!わー!

「生き返った…!」ぱちぱちと喜ぶ子供。

まとめ

いかがだったでしょうか?

子供も十分に楽しめる可能性を秘めた、ブラジル館の魅力が、少しでも伝わればなによりです!

大人目線だと、最新の現代アート、子供目線だと、不思議いっぱいの世界、というところでしょうか。

ちなみに、この少年は、他の情報映像系パビリオンでは飽きてしまうこともあったので、ブラジル館の「細かい動きがある」「広くて歩きやすい」というテーマ性が合っていた様子でした。

ますます佳境を迎える2025年大阪・関西万博。今回のリポートは5月上旬の模様なので、現在は、ブラジル館はもっと混んでいるかもしれませんが、筆者の感想としては、並んでいる間でも飲めるブラジルコーヒーの美味しさに加え、子供連れでも楽しめる点も含めて、大満足のパビリオンでした。おすすめですよ。

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