米動画配信大手ネットフリックスは25日、来年3月に開催される野球の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本での独占放送権を獲得したと発表しました。全47試合をライブとオンデマンドで配信します。
放送権料が高騰
米大リーグで活躍する大谷翔平投手(ドジャース)らを擁して日本が優勝した2023年大会は、テレビの地上波とインターネット配信で中継され、テレビ朝日系による決勝の中継は平均世帯視聴率42・4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録。前回大会の盛り上がりを受けて、放送権料が高騰しているとみられます。
SNS上の感情
ネットフリックスがWBCの日本での独占放送権を獲得したことについて、SNSでは投稿が相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「哀(心配・同情)」の声(65%)
「見ないで終わりそう」
「盛り上がりに欠ける」
「チームとしても選手を出すメリットがない」
主な「怒(批判・指摘)」の声(20%)
「NPBにはメリットは何もない」
「NPBは辞退を含んだ交渉をしないと」
「見たい人だけが見るコンテンツになる」
主な「喜(エール・応援)、楽(ユーモア・笑い)」の声(15%)
「どれぐらい新規契約者が増えるのか興味がある」
「WBCに実際どれぐらいの価値があるのか見極めるには良い機会」
「マニアの人たちの楽しみ」
まとめ
今回の分析では、ネットフリックスがWBCの日本での独占放送権を獲得したことについて、「これでテレビがネットに完全敗北する未来は、ほぼ確定」「ライトな層はますます離れるのではないか」と指摘する声が寄せられました。
ライターコメント
ネットフリックスは世界最大のプロレス団体WWEや米プロフットボールNFLなどの大規模イベントとの提携を通じて、スポーツコンテンツの配信に力を入れてきました。SNSでは「大谷翔平の参加にも影響を与える重大なニュース」と心配する意見もありました。