青春出版社(東京都・新宿区)は24日、「不登校の子が元気になる言葉 つらくなる言葉」を発売したと発表しました。
カウンセラーの実体験
本書は、不登校だった息子をもち、わがこの不登校や学校への行き渋りのつらさを体験し尽くし「どうすれば息子を元気にしてあげられるんだろう」という一心で学び、徹底的に実践してきた心理学に基づく言葉がけメソッド(方法)となっています。
不登校数は過去最多に
「登校前に玄関で動けなくなる子に、どんな言葉をかけますか?」など、今日から使える35のコミュニケーション例が、あますことなく公開されています。
2025年度文部科学省調査によると、小中学生の不登校数は過去最多の34万人を超え、不登校や行きしぶりに悩んでいる親子に寄り添う一冊となっています。
言葉がけ次第で印象変わる
本書の発売に、Xでは
「ご家族の不登校の大変な体験を書き出しに、毒になる言葉、薬になる言葉が数々綴られています。 私たちの仕事の言葉でも毒になるものも薬になるものもあると改めて考えさせられました」などと投稿されていました。
言葉がけを少し変えるだけで、子どもが受け取る印象はガラッと変わります。
不登校や行きしぶりだけに限らず、親子のコミュニケーションにも役立つ一冊となりそうです。