カーリングのミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選代表決定戦第3日は13日、北海道の稚内市みどりスポーツパークで行われ、女子は決勝進出を懸けたプレーオフでロコ・ソラーレがフォルティウスに2―7で敗れ、3大会連続の五輪出場の道が絶たれました。ロコ・ソラーレは2018年平昌五輪で銅、2022年北京五輪は銀と2大会連続でメダルを獲得していました。
ミラノ・コルティナ五輪最終予選での出場権をかけての大会3日目は、ロコ・ソラーレ、2025年日本選手権女王のフォルティウス、2024年日本選手権優勝のSC軽井沢クラブの3チームが出場し、2日間に渡って行われた予選の結果、3チームが2勝2敗で並び、ドローショットチャレンジ(DSC)で順位を決めた結果、1位のSC軽井沢クが決定戦進出を決め、2位のフォルティウス、3位のロコ・ソラーレが8エンド制のタイブレークで決定戦進出をかけて対戦。ロコ・ソラーレは終始劣勢で、第6エンドを終えた時点でコンシード。2ー7で敗れ五輪へ進むことができませんでした。
カーリング代表決定戦
女子はSC軽井沢クラブ、フォルティウス、ロコ・ソラーレの3チームで争いました。予選は各チームと2試合ずつ合計4試合を行い、上位2チームが13日から始まる決定戦に進出。予選の結果、2位と3位の勝率が同じだった場合、13日午前にタイブレークを実施。決定戦は、先に3勝したチームが日本代表に決まる仕組みです。ただし、直接対決の結果は予選から含められ、予選の直接対決を2勝0敗で終えたチームは、決定戦で1勝でも挙げれば日本代表に決まります。
SNS上の感情
ロコ・ソラーレの3大会連続五輪出場の道が絶たれたというニュースに対し、SNS上ではコメントが相次ぎました。
emogram編集部では、このニュースに対するSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは大きく以下のような感情に分類されました。
主な「哀(残念・失望)」の声(70%)
「残念でしたね」
「oh… 残念…」
「残念 接戦でしたね」
主な「怒(批判・不満)」の声(15%)
「五輪開催時もカーリングは、競技結果じゃなくロコ・ソラーレの密着取材でも報道するか?」
「ロコソラーレに勝ったのは?」
主な「楽(冷笑・皮肉)」の声(10%)
「ワロス」
「でもボディビルがあるから大丈夫!」
主な「喜(冷笑・皮肉)」の声(5%)
「DSCの結果がそのまま順位に表れたな」
「大舞台での経験豊富なチームなだけに、今回の結果は波乱ですね。新旧交代の波が、いよいよ女子カーリング界にも押し寄せているのかもしれません」
まとめ
今回の分析では、ロコ・ソラーレの3大会連続五輪出場の道が絶たれたというニュースに対し、コメントの多くは「残念」「oh… 残念…」など失望や悲しみを表現しています。一方で、「新旧交代の波」といった状況分析も見られました。一部には「ワロス」のような冷笑的なコメントもありました。
ライターコメント
ロコ・ソラーレは第1エンドから3失点と出遅れ、終始波に乗れませんでした。3大会連続の五輪出場予選を逃し、試合後はスキップの藤沢五月選手が、サードの吉田知那美選手と抱き合いながら涙を流すシーンもありました。藤沢選手は「予選リーグではフォルティウスさんのパフォーマンスが高く、私たちも悪いわけではなかったが、上回られた」と振り返りました。ロコ・ソラーレが敗退し、メンバーが休憩中にお菓子を食べる「もぐもぐタイム」を五輪で見られないのは何だかとても寂しいです。