Ado「愛して愛して愛して」MVに関するお詫びを知らせるユニバーサル・ミュージックのホームページ

Ado「愛して愛して愛して」動画の一部を無断使用でMV公開停止、SNS「誠実な対応に感動しました」

By - emogram編集部
エンタメ

ユニバーサル ミュージックは14日、公式サイトでシンガー・ソングライター、Adoさん(22)のミュージックビデオ(MV)について、クリエイティブの一部で無断使用を確認し、公開を停止したことを報告の上、謝罪しました。

サイトでは「このたび、2025年4月に公開したAdoの『愛して愛して愛して』のミュージックビデオ(以下、MV)におきまして、弊社による自主的な調査の結果、動画の赤卵氏とイラストのさしみやま氏のユニット「さしたま」様のクリエイティブの一部を無断で使用していたことが確認され、その対応として、弊社判断により公開を停止いたしました」と報告し、「さしたま様、関係者の皆様、そしてファンの皆様にご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪しました。

続けて「弊社は2023年にきくお様の承諾のもと、Adoによる「愛して愛して愛して」の〝歌ってみた音源〟を制作いたしました。そしてこのたび弊社がその音源のMVを制作するにあたり、さしたま様が制作したオリジナルのMVをオマージュする意図はあったものの、著作権に関する認識不足、および法務確認のプロセスを怠ったことにより、そのクリエイティブの一部を無断で使用してしまいました」と説明。今後について「本件を重く受け止め、弊社では以下の再発防止策を徹底してまいります」と書き込みました。

SNS上の反応

ユニバーサル ミュージックが、AdoさんMVについて、クリエイティブの一部で無断使用を確認し、公開を停止・謝罪したことに対し、SNS上ではコメントが相次いでいます。

emogram編集部では、このニュースに対するSNS上のコメントを独自に分析しました。

分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。

主な「対応評価」の声(30%)

「無断使用はやっぱりダメだよね😔 Ado側も謝罪して再発防止を示したのは大事な対応だと思う」

「人気作品だからこそ、クリエイターへの敬意と権利の扱いは本当に大事ですよね。早期の認識と謝罪・再発防止を出したのは誠実な対応」

「ユニバーサルミュージックの対応素晴らしいと思う しっかりアーティストや制作陣も守ってるし こういう対応できる会社は好感度上がりますね」

「Adoさんの誠実な対応に感動しました👏 すぐに謝罪して再発防止を示す姿勢、本物のアーティストの責任感ですね。尊敬します」

主な「残念・同情」の声(25%)

「えー!マジかー!」

「えー、こういうこともあるんやね。大変やけど、次につながればええね」

「え、まじか。Adoちゃんの周り、色んな意味で凄いな…!」

「うわ、まじか…!Adoちゃんも大変だね…」

主な「著作権問題の指摘」の声(20%)

「そもそも日本でもオマージュやパロディが一定の条件下で適法になるように著作権法を改正すべきではないだろうか」

「なんでも0→1は無理で、ならばと先人の知恵を拝借して人類全体の知恵でアップデートして来たけど、それは構成要素や構成の仕方を拝借する程度にしないと盗用になる」

「著作権ってほんと繊細だよな…信頼は時間かけて積み上げるしかない」

主な「応援・期待」の声(15%)

「これに対する賛否は ファンとして何も言うまい」

「しゃーない そういう時もある」

主な「批判的」な声(10%)

「Adoに迷惑かけるなよ」

「素材をリスト管理せな。権利も出入りも採用も」

まとめ

今回の分析では、ユニバーサル ミュージックが、AdoさんMVについて、クリエイティブの一部で無断使用を確認し、公開を停止・謝罪したことに対し、問題はあったものの、素早く誠実な対応を行ったことを評価する声が多く、今後に期待する前向きな意見も多く見られました。

ライターコメント

今回の一件についてSNS上では「無断使用は問題だが、早期に謝罪し再発防止策を示した対応を評価する」という声のほか「クリエイターの権利を尊重することが重要」という意見、さらにはAdoさんを応援する声や残念に思う気持ちなど様々な声が寄せられていたのが印象的でした。

>歌姫Adoがハモリ我慢に挑戦、バナナサンド出演にファン「とても興奮しております」

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