電子コミックストア「DLsite comipo」を運営するviviON(東京都千代田区)は26日、10年以上の歴史を持つ人気マルチメディアコンテンツ「ディアボリック・ラヴァーズ」のシチュエーションCD「ディアボリック・ラヴァーズ ドS吸血CD」シリーズ6作品のデジタル配信を開始することを発表しました。
2011年発売のCDが発端
ディアボリック・ラヴァーズは元々、2011年にゲーム制作会社のRejet(東京都新宿区)から発売されたシチュエーションCDのみの作品でした。
ファンの間での通称は「ディアラバ」です。
CDの発売から10年以上経ち、作品はゲーム化されたほか、アニメ化、ニコニコ生放送での配信などコンテンツの展開が大きな広がりを見せています。
そして、ここに来て、ついにデジタル配信が始まります。
「感慨深い」の声も
「シチュエーションCD」と呼ばれるこうしたボイスコンテンツ作品がデジタル配信されることは、これまではほぼありませんでした。
池袋の通称「乙女ロード」に通って人目を盗んで購入したり、通販などを使って購入するなどひっそりこっそり親しまれていた時代から、今は、堂々と電子配信で買えるようにまでなったのです。
今回のデジタル配信開始の発表に、SNS上では「ディアラバ配信始まったのか……なんか……感慨深いね………」としみじみと感じ入るファンの声も。
今回配信される「ディアラバ」だけでなく、DLsite comipoでは様々なボイスコンテンツが配信されています。
好みのシチュエーションCDを探してみるも良し、新境地開拓をしてみるもよし。近くなってきた大型連休に向けて、準備を始めるのも良さそうですね。
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