17日、各SNSに声優の武内駿輔さん(28)の名前がトレンドに上がりました
武内さんと言えば、当時まだ10代の高校生だったときに披露したアイドルマスターシンデレラガールズのプロデューサー役の重低音ボイスが「高校生であの落ち着きなの!?」とプロデューサー(※編集部注:アイドルマスターシリーズのプレイヤーのこと)たちに大激震を与え、その後は順調にキャリアを積み重ね、今ではアニメや洋画の吹き替えには欠かせない声優の一人となっています。
そんな武内さんが各SNSでトレンドに上がった背景を調べてみると、フジテレビ系の深夜アニメ枠「ノイタミナ」で1980年代に人気を博した「ハイスクール!奇面組」の完全新作アニメが2026年1月から放送されることに決まり、主要キャストも発表されたためでした。
武内さんは、奇面組の一員である冷越豪役を演じます。そのほかのキャストは、奇面組の一堂零役を関智一さん、出瀬潔役を松岡禎丞さん、大間仁役を小林千晃さん、物星大役を戸谷菊之介さん、クラスメイトでヒロインの河川唯役を白石晴香さん、宇留千絵役を長谷川育美さんが演じます。
公式サイト:https://kimengumi.com/
公式X:TVアニメ『ハイスクール!奇面組』公式(@kimengumi_anime)
「ハイスクール!奇面組」とは?
「ハイスクール!奇面組」は新沢基栄さん著の学園コメディ漫画で、週刊少年ジャンプに前身である「3年奇面組」を含めて1980年~1987年まで連載され、連載中の1985年にアニメ化されています。新作アニメは前作アニメの最終話放送以来、39年ぶりとなります。
「奇面組」と呼ばれる5人を中心に個性的なキャラクターが珍事を繰り広げる内容で、基本的には一話完結で、稀に前後編や長編も展開されます。ギャグ漫画ながら、いわゆる「下ネタ」がほとんど描かれないこともまた特徴となっており、現在の40~50歳代には馴染みのある作品です。
SNSの反応
「ハイスクール!奇面組」の完全新作アニメが制作・放送され、主要キャストを武内さんらが演じることに対し、SNS上では多くのコメントが寄せられています。
emogram編集部では、この話題に対して寄せられたコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。
主な「期待・喜び」の声(40%)
「最高かよ!祝いに『きめんフラッシュ📸』」
「えっ!?…本当に本当に!?わぁ……ありがとうございます😭😭😭」
「気になる…キャスト陣も素晴らしいし、アニメ化がどうなるのか本当に楽しみです」
主な「懐疑・心配」の声(30%)
「この令和にこれ、大丈夫なの?ノイタミナなら深夜だから大丈夫的な?」
「昭和のギャグマンガ厳しいて」
「今の時代『奇面』って大丈夫なの?」
主な「懐かしさ」の声(20%)
「ほう…こりゃまた懐かしいものを…。✨✨」
「懐かしい!!奇面組ーーーー!!!!!」
主な「疑問・質問」の声(10%)
「OP曲は伝説の後ろ指やんな?」
まとめ
今回の分析では、多くのユーザーが昭和時代の作品が令和に復活することへの驚きと期待を表明していました。しかし一方で原作のまま忠実に再現するか、現代向けにアレンジするのかという疑問もあるようでした。
ライターコメント
名前だけは存じ上げている作品なのですが、「奇面組」の意味も知りませんでした。今の時代、言葉の規制は厳しいので、どういう形での復活になるのか、当時のアニメをよく知る方にとっては非常に興味深いのではないのでしょうか。
>フジテレビ、新海誠監督アニメ3作を3週連続放送にSNS「秋の夜長にぴったり」