11月21日の朝からXはじめ、様々なSNSでトレンドに上がった「本能寺の変」。
10年前にエンタメ系ダンスパフォーマンスユニット「エグスプロージョン」の踊る授業シリーズの「本能寺の変」が流行りましたが、今回トレンドに本能寺の変が上がったのは、歴史的に見ても非常に重要な資料が発見されたことによるものでした。
秀吉から毛利氏配下の武士に宛てた「誓約状」
今回見つかったのは、秀吉から毛利氏配下の武士に宛てた「誓約状」です。
こちらはインターネットオークションで出品されていたものだというのだから、その経緯も含めて驚きですね。
茨城県立歴史館の企画展で初展示
この誓約状は2026年2月7日から茨城県立歴史館で開かれる企画展「資料を集め、伝え、そして編む -東京大学史料編纂所の過去と現在-」で初展示されることになっているそうです。
今回の資料は、この企画展の大本である「東京大学史料編纂所」に所属する村井祐樹准教授(日本中世史)が入手。村井准教授は20222年にもインターネットオークションで重要な資料を発見しており、日本中どこからどんな重要な資料が出てくるのか、分からないものですね。
茨城県立歴史館公式サイト:https://rekishikan-ibk.jp/
SNS上の反応
各SNSでトレンドになった「本能寺の変」に対する反応を、emogram編集部では独自に分析しました。
分析の結果、「秀吉への称賛」を中心に、コメントは以下のように分類されました。

主な「秀吉の戦略・行動力への称賛」の声(40%)
「秀吉の素早い手腕すごすぎ,本能寺の翌日にもう毛利方を動かすとか圧巻だな」
「まさか秀吉が本能寺の翌日にもう動いてたとは…この人の”嗅覚”と判断力、本当にバケモン級だわ。歴史って知れば知るほど面白い」
「秀吉、マジで本能寺の翌日から裏工作スタート…戦国のスピード感ヤバすぎ🔥」
「本能寺の変の混乱が、どれほど一瞬で情勢をひっくり返したのかを物語る史料だね。秀吉が毛利方の重臣にまで即座に調略を仕掛けていたという事実は、彼の動きの速さと情勢判断の鋭さを改めて感じさせる」
主な「歴史的発見への興味・感動」の声(30%)
「こういう文書を保存状態よく保管している人や筆跡判定できる人がいる事がすごいですね この辺りの歴史を知りたくなります」
「秀吉の中国大返しの謎、すごく興味があります。浪漫ですね✨」
「すごい資料です!たしかな歴史の真実が分かっていくひとつですね」
主な「本能寺の変との関連性考察」の声(20%)
「よくある俗説 本能寺の変、秀吉が一枚噛んでた説 成り立たなくなるのか」
「本能寺の変後の動きがさらに明らかになったんですね。羽柴秀吉が毛利家重臣に対して調略を仕掛けていたとは、歴史の裏側にこんな駆け引きがあったとは驚きです」
主な「史料の信憑性・価値評価」の声(10%)
「信長の死を知らぬまま朱印状まで約束していたという史料、歴史の裏側の緊迫感が一気に浮かび上がりますね。」
まとめ
今回の分析では、コメントでは主に秀吉の素早い行動力と戦略的思考を称賛する声が多数を占めた一方、秀吉が本能寺の変の黒幕だったという俗説に対する再検討が必要だという声もありました。また、史料の発見自体の価値や保存状態について感嘆する声も数多く寄せられています。
ライターコメント
インターネットオークションで出てきたということも驚きですが、鑑定や展示が出来る保存状態であることもすごいですよね。ぜひ、見てみたいですね。












