【占い師サミットレポ】占い師の筆者が見た「令和の占い」の現在地

By - emogram編集部
エンタメ

占い師や占い師を志す人々が集うリアルイベント「占い師サミット2025 〜Shall we 占い?〜」が2025年12月20日、東京・渋谷の「渋谷ソラスタコンファレンス」で開催されました。

占いコンテンツの提供などを手掛けるcocoloni(東京都渋谷区)の主催によるイベントで、ベテランや新鋭の占い師の先生ら特別講演をはじめ、勉強中も含めた占い師同士による相互リーディングのほか、書籍やグッズの販売も行われ、多くの占いファンでにぎわいました。

現代の占い師が集まってどんな話をするの?

イベントの特別講演では、【鏡リュウジ×河西瑛里子】の「魔女と占い」をはじめ、【あんずまろん×千田歌秋】の「これからの占い師の在り方」【トリプルK 高橋桐矢、桜野カレン、香】「占い師の世界に、窓をひらく」、【島田秀平×名越康文】の「占いと心理学から見る“運”」など、多彩なテーマが展開されました。

占い文化が、閉鎖的にならず、ひとつのカルチャーとして他ジャンルと交わって広がっていっていることに加え、歴史の中で果たしてきた役割、そして現代から未来へと続く占いの可能性まで、幅広い視点から来場者らに問いかける内容となっていました。


登壇者の一人、鏡リュウジ氏は、今回のサミットの余韻がのこる中、12月21日に公式Xを更新。投稿では「昨日の占い師サミットでは、現代における占いは『エンターメインメント』であることを忘れないようにしようとちょっとえらそうに言いました。占いが『遊び』であることを忘れてはいけない。このentertainという言葉は実は深いのです。 enter(間)でtain(たもつ)というのがそもそもの意味なんですから。人と人の間で、何かと何かの間を『保つ』」とつづり、占いが遊びであることを繰り返し強調しました。

千田歌秋さん×あんずまろんさんの対談講演

立ち見が出るほど大盛況でした。

これまでもあまり動画では顔出しはしておらず、今回の対談でも、被り物姿で登場。講演では「占い師も大事なのは人間としての中身」という気概を語っており、登壇した2人の鑑定やアドバイスを参考にしたい見習い中の占い師らが食い入るように聞き入っていました。

「怖くない占い」を冠した占い師で、インターネット時代の中でファン層を増やし、エンターテインメント性も高いと話題のユーチューブ登録者数30.5万人超のインフルエンサー。タロット READING BOOK-はじめてでも、いちばん深く占える

【島田秀平×名越康文】の「占いと心理学から見る〝運〟」


テレビでもおなじみの占い師兼M-1出場経験のあるお笑い芸人でもある島田秀平さんと、精神科医で映画評論家でもある名越康文さんの講演では、心理占星術研究家でもある鏡リュウジさんもジョインする、貴重なワンシーンも。

鏡リュウジさんは、女性誌や占星術で西洋占星術やタロットを紹介し、国内での占いカルチャーをけん引してきた傍ら、心理学で有名なユングの批判的研究にて国際基督教大学大学院の修士課程修了をした後、平安女学院大学客員教授、京都文教大学客員教授なども務めています。翻訳家としての顔や、アカデミックな側面もあるだけに、この3人における、占いと心理学それぞれの切り口から、「運」についてのトークが繰り広げられたのは、大変興味深いですね!

占い師の世界に、窓をひらく ーー境界を越えて出会う、つながりが生む新しい価値

「ルノルマンカード占い」を主体に活動している3人の女性占い師(桜野カレンさん、香さん、高橋桐矢さん)が意気投合して2017年結成されたという「トリプルK」も登壇しました。

ルノルマンは、タロットカードに次いで、国内外で人気を博すオラクル・カード(占いカード)であり、フランス革命からナポレオン一世の時代にかけて活躍した、占い師マリー・アン・アデレード・ルノルマン(英語版)(1772年–1843年)にちなんで名づけられたといいます。

近年、日本でも認知度が上がりユーザー数も増えている状態で、今回、登壇した3人も立役者の面々。それぞれソロでも活躍されており、「ザ・ルノルマンカード」の著書である香さん、「ルノルマン・カードの世界」の共著で知られる桜野カレンさん、人気女性誌「SPUR」(集英社)のウェブメディアなどでも連載をされている高橋桐矢さんの3人が、ユニットを組むきっかけや、横のつながりを広げるメリット、そして、占いを行う上で気を付ける点などを赤裸々に語ってくれ、会場からも多くの驚きと歓喜の声が上がっていました。

また、現役占い師の方や、占い師になりたい人同士の相互リーディングなども至るところで行われており、各々が持ち寄ったタロット・カードや、オラクルカードなどをひろげて、お互いに相談を聴き、出てきたカードの意味をリーディングしての鑑定で盛り上がる様子が見られました。

初めて出会う同士で、「なんでわかるんですか!?」という声も聞こえて来て、微笑ましい光景が繰り広げられていました。

また、物販では、占いやスピリチュアルに関連する、アロマやジュエリーなどの販売も。


時間帯によっては、鏡リュウジさんや、トリプルKなど、著書の作者が直々に物販ブースで書籍を販売するなど、ファンや読者の人々、勉強中の占い師の方にとっては直接コミュニケーションを取れる貴重な機会となっていました。

(参考画像)販売されていたタロットカードや書籍など

このほか、キャリア相談や印象力のアップさせるメソッド(方法)など、まるで就活生向けイベントさながらの講座の多様さで、占い業界を盛り上げようとする心意気も感じられました。

ここまで会場の様子をリポートしました。気になった方は、ぜひ次回の開催をチェックしてみてくださいね!

ライターコメント

占いのステレオタイプを刷新するような講座や講演が豊富に用意された今回のイベント。

占いがひとつのカルチャーとして盛り上がりつつ、オカルトやスピリチュアル一辺倒にならず、令和らしいポップさやキャッチーさもありながら、同時にジャーナル的な要素も併せ持っていることを、ひしひしと感じさせてもらえたイベントでした。

ちなみに、筆者はエモグラムでタロット占いの記事を書いていますが、実はルノルマンカードも好き。

知人の理系システム畑出身のルノルマン占い師は、カードを実際には広げずに、エクセルで処理しているそう。実はプログラミング的発想と接続としているというか、祖として語ることもでき、デジタルとも相性のいいカード占い。

占いカード(オラクルカード)界隈も、幅広く、西洋思想を祖をするタロットと、東洋思想をかけ合わせた、OSHO禅タロットというのもあって、こちらもいま、マイブームで、ちょくちょくひいています。

いつか機会があったらやれたらいいですねえ。

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