福井県大野市。深い雪に包まれたこの街で、ある「マンホール」に注がれた〝愛〟がSNSで話題を呼んでいます。
注目を集めたのは、人気ゲーム『ポケットモンスター』のデザインが施されたマンホールのふた、通称「ポケふた」を撮影したさくさん(@izmsky)の投稿です。
大野市のポケふたには、人気ポケモンの「カイリュー」が描かれていますが、写真では雪から守るように小さな傘のような覆いが設置されています。
「涙が出そうでした」ファンを感動させた〝完璧な対応〟
この光景を発見し、SNSに投稿したさくさんは、当時の心境をこう振り返ります。
さくさん:「ほかの場所とはまた違った形で、大好きなカイリューを雪からがっちり守ろうとしてくれる人たちの温かさを感じて、涙が出そうでした」
実は、カイリューは「ドラゴン・ひこうタイプ」。さくさんによれば、ゲームの設定上「こおりタイプ」の攻撃にはめっぽう弱いという弱点があります。
さくさん:「設置した方が属性(弱点)を知っていたかはわかりませんが、ファンにとってはほっこり必至の完璧な対応でした! 雪がない時期に大野城を見上げるカイリューも良いですが、今回、雪の時期に守られている姿を見に行くことができて本当によかったです」

なんとも温かなファンの思いやり。そして、お話をしてくれたさくさんからも、熱い、熱いポケモン愛を感じました。
世界に一つだけの「しるし」
「ポケふた」は、株式会社ポケモンが地域の魅力を発信するために各自治体へ寄贈しているもので、全国に設置されていますが、一枚一枚デザインが異なる「世界に一つだけ」の存在です。
公式サイトでは「ディグダが掘った穴の跡に、誰かが絵を描いているというウワサ」とも紹介されていますが、大野市のディグダの穴には、誰かがそっと「優しさのしるし」を残していったようです。
越前の小京都・大野市で「福」を見つける
北陸の厳しい冬の中でも、そこに住む人の心の温かさが可視化されたような今回の光景。さくさんの投稿には「これこそ本当のポケ愛」「大野市に行きたくなった」という多くのコメントが寄せられていました。
ライターコメント
「ドラゴンは氷に弱いから」という、さくさんのファンならではの視点に思わず膝を打ちました。誰が設置したのかは分からなくても、そこに確かな「カイリューへの愛」と「訪れる人へのもてなし」を感じ、心が温かくなる投稿でした。
<ライタープロフィル>ゆんち
旅、食、釣りが好きな脱力系ライターです。田舎の町が好きで、旅先では温泉に入ったりおいしいものを食べたり、ぼーっと海を眺めたりして過ごしています。長年、取材の傍ら飲んで旅して釣りをして…という日々を過ごしていましたが、2人の子供を出産後、教育や健康、ライフハックにも目覚め、現在は期間限定で禁酒中。「趣味を仕事に!」をモットーに、新商品や旅行、ファッション、グルメなど、気になったことを記事にしていきます。












