熊本県警山鹿署が、異例の鼻を持つ「ジゲン号」に感謝状を贈りました。ジゲン号は行方不明者の捜索に貢献、得意の〝嗅覚〟を生かして、一人の尊い命を救ったのです!!
警察官の肉眼を超えた、ジゲン号の「鼻」
事件の発生は、昨年12月12日。
熊本県山鹿市内に住む80代の女性が行方不明になったと家族から通報があり、警察による捜索が始まりました。冷え込みの厳しい12月、その日は女性は見つからず、翌朝、県警本部鑑識課から「ジゲン号」が投入されたのです。
県警山鹿署の春野修二副署長によれば、当日は気温も低く、お昼からは雨の予報もあったといいます。
春野副署長:「早く見つけないと大変なことになると、現場には強い緊張感が走っていました。女性が見つかった場所は、山のふもとで木や竹が生い茂り、湿地の広がった場所でした。正直、警察官の肉眼では発見できなかったと思います。本当にお手柄でした」
犬であるジゲン号は、嗅覚を頼りに人間では予想もしないような場所へも、迷わずどんどん突き進んでいくそうです。
要請からわずか数時間後。ジゲン号が山林で横たわる女性を発見しました。
春野副署長:「女性は衰弱していましたが、一命を取り留めることができました。とても寒かったうえに雨も降ってきたら、どうなっていたか…」
まさに「奇跡の救出劇」でした。
「本名」は超立派、性格は「ちょっとビビり」?
そんなヒーロー、ジゲン号の本名は「フレイル・フォム・マッセルシュテルン」。舌を噛みそうなほど立派な名を持つ、令和3年元日生まれのシェパード(オス)です。

熊本県警本部によると、性格は「好奇心旺盛だけど、実はちょっとビビり」。そんなギャップがたまらなくかわいいジゲン号ですが、仕事となれば話は別。
実は2024年にも行方不明者を発見しており、今回でなんと「2度目」のお手柄となりました。
署長から「ジャーキー1キロ」の大盤振る舞い!
この大手柄に、山鹿署長からは感謝状と、そして何より嬉しい「ご褒美」が贈られました。
その中身は、なんとジャーキー1キロ分!
ちょっとビビりな性格を抱えつつ、今日も彼はその鋭い鼻で、私たちの街の安全を守っています。
ライターコメント
賢くて勇敢なジゲン号。でも、その素顔は「ちょっとビビり」なんて、そのギャップに一気にファンになってしまいました。 そんなジゲン号が、人間の目では見通せない険しい山林を一生懸命に進む姿を想像すると、胸が熱くなります。1キロのジャーキー、あっという間に平らげてしまったのでしょうか…。
<ライタープロフィル>ゆんち
旅、食、釣りが好きな脱力系ライターです。田舎の町が好きで、旅先では温泉に入ったりおいしいものを食べたり、ぼーっと海を眺めたりして過ごしています。長年、取材の傍ら飲んで旅して釣りをして…という日々を過ごしていましたが、2人の子供を出産後、教育や健康、ライフハックにも目覚め、現在は期間限定で禁酒中。「趣味を仕事に!」をモットーに、新商品や旅行、ファッション、グルメなど、気になったことを記事にしていきます。












