パンチくんで知られる千葉県の市川市動植物園には、日本国内でも珍しい「スマトラオランウータン」4頭が暮らしています。その中でオスは「イーバン」の1頭だけですが、実は知る人ぞ知る人気者です。そんなイーバンですが、連日の厳しい猛暑に「お休みモード」に入っていることが公式Xで報告されました。
イーバン名物「ザル投げ」に込められたアピール

イーバンといえば、観覧エリアに向かってさまざまなものを投げてくる行動がファンの間で有名です。飼育エリアに掲示された解説によると、イーバンはザルをはじめ、消防ホースや切れたホース、たまに抜いた草などまで投げてくることがあるそうです。
こういったイーバンの行動は、「オレは強いんだぞ!」「どうだ、すごいだろー!」という力強さをアピールしているのだそうです。特にザルを投げてくる姿は「ざるイーバン」として親しまれ、来園者を楽しませる名物の一つとなっています。
猛暑には勝てず 展示場にポツンと残されたザル
そんな元気いっぱいのイーバンですが、8月9日の公式Xの投稿では、イーバンがいるはずのオランウータンの展示場にイーバンの姿はありませんでした。

ときおり雲がかかるものの、相変わらず厳しい暑さとなったこの日。オランウータンの展示場にはミストが散布されて暑さ対策が行われていましたが、肝心のイーバンの姿はなく、「ザル」だけがポツンと置かれていたのです。
さすがのイーバンもこの危険な暑さには勝てず、「ざるイーバン」ならぬ「ざる」だけを残し、バックヤードへ避難してお休みしていたのでした。

■市川市動植物園:公式サイト
ライターコメント
展示場にポツンと残されたザルの写真、イーバンにますます会いたくなってしまいますよね。動物たちにとっても危険なレベルの暑さが続いているので、バックヤードでゆっくり休んでいる動物もイーバンだけではないかもしれません。私はイーバンの「ざる投げ」に遭遇したことがないので、少し涼しくなったら、力強い「ざるイーバン」のアピールを見に行きたいと思います。
<ライタープロフィル>ゆんち
2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。
現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。
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